ある郵便配達員がいました。
ある時、彼は道端で奇妙な石に躓きました。
その石からインスピレーションを受けた彼は、毎日仕事終わりにその石を拾って、自宅の庭先に積み重ねるようになりました。
それから33年の月日が経ち、そこに「宮殿」ができました。当初は村人たちからも気味悪がられましたが、今ではその場所は、「シュヴァルの理想宮」と呼ばれ、多くの観光客が訪れるようになり、あのピカソにも絶賛され、国の重要建造物として認定されているといいます。
そんなお話を、先日ある保護者の方から教えていただきました。
「学び」についてのブログの感想を頂戴した時でしたかね。思わずググって、物語の詳細について調べちゃいました。
雨垂れ石を穿つじゃないですが、コツコツのパワーってすごいんですよね。この大きな力を、子どもたちにも伝えていきたいです。素敵なお話、教えていただきありがとうございました。
先日、昔の講師たちが教室に遊びに来てくれました。
彼らももう立派な社会人。色んな話に花が咲きました。でも、一人は広義の教育業に携わっていることもあり、そして語り合う場が塾ということもあり、やっぱり話は教育や学びについての方向へ傾くことが多かった気がします。
子どもたちの近くで、彼らの成長を見守る僕らは、たくさんの劇的な「変化」を知っている。彼らは、あっという間に変わる。すごいスピードで変わる。それは僕らの喜びだったり、原動力になることもある。
でも、でもね、なかなかうまくいかないことだって、もちろんある。
そんな時の武器の一つが、「続けること」って時もあるんですよね。その続けることの先に、決して劇的ではないかもしれないけれど、変化が訪れる瞬間が待っていることも、確かにあるんですよね。
泳げなかったバタフライができるようになった。かけっこのタイムが0.1秒縮んだ。逆上がりができた。国語のテストで100点が取れた。速さの単元の理解ができた。英語の長文が訳せるようになった。自分にとっての大切なものが見つかった。
すぐには生まれない、素敵なものの掴み方は、続けること。真っ暗闇に包まれながらも、いつかの一歩で見える光に向かって、その時が来ることを信じて、歩き続けること。上手になりたければ、うまくやりたければ、続けること。自分にとって大切なものを見つけたければ、そのヒントが得られるまで、続けてみること。
もちろんね、自分が嫌なことを無理に続ける必要はないと思いますし、引き際ってやつが大事な時もあるでしょう。でも、やらなきゃいけないとわかっているなら、やりたいなら、まだどうしたいかがよくわかっていないなら、ただただ続けてみるってのも、一つの手かもしれません。
何もかも、すぐには正解なんてわからないから、
僕らは、コツコツコツコツそれを続けていく。
続けることを、続けていく。
信じることを、続けていく。
その先に、素敵なことや、素晴らしいことが、待っていることがある。待っていることも、ある。
わからないけれど、何もやらないよりは、きっとマシだよね。
あ、あと、そんな講師たちとランニングクラブ結成しました。休日の朝、僕走ります。
走る→スマートになる→キレキレになる→よりよい指導へ。そんな未来図を目指して頑張ります。これも継続が大事ですよね。
階段昇り降りによる山登りトレーニングも続けておりますので、2019年後半、どんどん健康になる僕にもご注目ください。
継続は力なり。素敵なことが待っているといいな。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
コツコツ続けるにも、健康は大事だからね。
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