「ルーティン」なのか「ルーチン」なのか「ルーティーン」なのか、よくわかりませんが、とにかく話を始めましょう。
ここでは「ルーティン」に呼び方を統一します。
ルーティンとは、「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの意味の英単語。辞書が言うんだから間違いありません。
この言葉が有名になったのは、スポーツ選手が集中力を上げるためにこのルーティンを活用しているというニュースからですかね。イチローさんや五郎丸さんの例が有名ですよね。
イチローであれば、バッターボックスに入る際に同じ動作をする。五郎丸であればキックの前に手を合わせてポーズを作る。テニスのナダルはペットボトルを二本用意し交互に水を飲みます。ここに挙げた超有名選手たちの名前が既に通じない生徒もいるかと思いますがご容赦ください。
僕も最近ルーティン動画を公開しました。
ではなぜルーティンをすると集中力が上がるのでしょうか。
なぜルーティンをすると集中力が上がるのか
なぜルーティンをすると集中力が上がるのか。答えは簡単でした。
その答えは、僕らの行動を司る「脳」にあります。
人間の脳は、「決まった行動」を好み、それをする時にはパワーがかからないのはもちろん、身体に良い効果を生む分泌物質を出すそうです。これがルーティンの持つ力ですね。
さらに、ルーティンをすることで、無意識を上手に使うことができます。
ある行動とセットになったルーティンを始めると、無意識が次の「ある行動」への準備を始めるわけですね。
無意識くん「お、この行動するってことは、次にこの動作をやるってことだよな。だったら、ここにパワーかけて、この分泌物質出して、こういう気持ちにした方がうまく成果が出そうだな」
みたいな感じです。
心理学では「パブロフの犬」という有名な実験がありますが、
犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらすようになるというもの。パブロフ博士が1902年に発見。条件反射の喩えとして用いられる。
そこからも分かる通り、条件反射の持つ力って、かなり強いんですよね。
ただ、この力をうまく使うには、ルーティンと結びつけたい行動を繰り返し行う必要があります。すぐにはその恩恵にあずかることができないですが、強力な味方になるので、【勉強を始める際のルーティン】、今から始めてみるのもいいかもしれません。
先日紹介した『ヤバい集中力』にもこのルーティンについての表記がありました。そこでは「儀式」という名前が使われています。言い得て妙ですね。
本日は、ルーティンがあるとなぜ集中力が上がりやすいのかについて説明してきました。
勉強に役立てられると最高です。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
僕は音楽かけてノリノリで掃除をすることが仕事始め。
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