第三回勉強犬作文コンクールが開催されています。
今回も続々と素敵な短歌が集まってきております。その中からいくつかご紹介させていただきますね。これ、本当素敵な作品ばっかりで、僕も日々癒されたり励まされたりしています。
Sound of Heartさんの作品。
「いくつになっても、うまく描けない形」
描くなら
歪でもいい
君だけの
ヒカリの証明
尖った図形
「忘れない年号」
この足で
行きたい時代
踏みしめて
響き渡るは
革命の音
なんだか爽やかな気持ちになる歌ですよね。「歪」や「尖った」「革命」など強い言葉を使っているのにちっとも怖さがない。これはSound of Heartさんのお人柄もあるのでしょうが、言葉の選び方が素敵です。「ヒカリ」っていいですよね。特別な思い入れのある言葉なのかな。そっと背中を押してくれるような歌。
続いて、こけしさんの作品。
「不安との戦い」
日々霞む
道の先に ある希望
それでも足を
止めない僕らは
字足らずも気にならない。倒置が利いていますよね。読み方にもよるのですが、僕はここから強さを感じました。断固たる意志。覚悟。多少希望がぼやけたって気にしない。ベストを尽くし歩んでいくだけ。そんな強い気持ちを感じます。最後が問いかけにならないように励んでもらいたいものです。
次に、ある生徒の作品。
「植物」
種子植物
大きく分けて
二つあり
被子植物と 裸子植物さ
まさしく勉強短歌。最後の一文字の音合わせ感が半端ないですが、このコミカルさが苦手を払拭してくれそうな気さえします。楽しい歌をありがとう!胞子で増える植物編も期待しております。
最後に、これもまた生徒の作品。
「感謝」
頑張れと
頭の中で 響く声
いつも味方だよ
どうもありがとう
これは家族への感謝を詠った歌だということです。ちょっと感動してしまいました。そうだね、いろんな人に支えられて、今君はここにいる。そのことを忘れずにいなくちゃね。
時期的なものもあるんですかね。不思議となんだか応援歌的なものの投稿が多くて、僕自身も勇気づけられました。うんうん、僕にとってもやっぱり冬は勝負の季節という印象が強いです。そんな時に、不意に誰かからの言葉で助けられたり燃えたりすることって、確かにあるんですよね。
というわけで、
今回、大々的に受験生応援短歌を募集します!教室に掲示もしますので、受験生への応援歌、どんどんお待ちしております!もちろん通常の勉強短歌も引き続き募集中です!
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
言葉は、チカラになる。
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