まず、当たり前の話をしましょう。
僕とあなたは違う。好き嫌いも生年月日も生まれた場所もつながっている人も。似ているところもあるし、同じところもあるかもしれないけれど、それはきっと全部じゃない。
だからもちろん、子どもたちも一人一人違う。「そんなの当たり前」、ですよね。当たり前だからこそ、自分自身で考えていかなくてはいけません。
自分に合った方法はどんなの?
自分はどうやったらやりやすいの?
自分はどうしたらやりづらいの?
自分が目標達成するにはどうするのが効果的なの?
他の誰かに教わったり、学んだり、情報を貰ったり、最初は言う通りにやってみたり、そういうことはもちろん大切です。ただ、そうしながらも、いつも最後は自分で「やるかやらないか」を決められるとベストです。
そうしないと、自分の頭で考えることが苦手になって、どんどん「考えない人」になっていってしまいます。現代の超情報社会の中で、そういう人は生きていくのに苦労するかもしれません。
自分の頭で考えて、自分に合ったやり方を見つけて実践できることを、この度「自分がやりやすいようにしてやる技術」と呼びましょう。そのままですね。
機嫌が悪い時の自分の機嫌の取り方を知っている。
何事にも活かせる習慣の作り方を知っている。
お気に入りの文房具やアイテムで「始める」時のテンションを上げられる。
自分なりの覚え方で成果を出せている。
ほら、この「自分がやりやすいようにしてやる技術」が高いと、なんだかいい感じになるのはイメージできますよね。
何より、このスキルを活用できると、誰もに平等な時間の使い方が上手くなります。結果、他の誰でもない自分が得をするわけです。
最後に、その「自分がやりやすいようにしてやる技術」を高めるために大切だと思うことを記しておきます。偉そうに言ってきましたが、僕自身も気をつけることばかりです。教訓として。
自分がやりやすいようにしてやる技術を高めるのに必要なこと
大前提:最後は自分で決断すること
- 多くのことを経験する。多くのものに触れる。
- 信頼できる人のアドバイスに耳を傾ける。
- 自身の感情に注目する。→ヒントになる
- 想像をしてみる
- いつもポジティブでいようとする→練習になる
- 目的と手段を把握する
- 時間を意識する→時間とは命のこと
- やらないことを決める
- とりあえずやってみるの精神を持つ
- 自分を信じる
「第二の家」は個別指導なので、生徒個人個人に合わせてツールを作り、話す内容も教材も変わります。その中で個人的に意識していることは、何もかもこっちでやりすぎないこと。最終的には、本人に決めてもらうこと。
塾へ来て、やりたくなければ帰ってもいいんです(帰った人は今まで一人もいませんが。みんな偉い)。決めるのは自分。その中で、この先不安定な未来を生きていくのに必要な自分の頭で考える力を磨いていっていただけたらと考えています。
自分がやりやすいようにしてやる技術についてのお話でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
写真は試作段階の漢字覚えシート。生徒の一人が「これやりやすい」と言ったところから、今回の記事が生まれました。
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