文字数が多いプリントを見た瞬間に「あ、これは面倒だ」とか「これはできない」と、もはや読むことすらも諦めてしまう子がいます。
読んでみたら何でもなかったりするんですけどね。それが課題のプリントだとしたら、そのまま放ったらかしにして、ギリギリになって困るパターンです。読んでチャチャッとやっちゃえば楽勝なのにね。
こういう状態の子にはよく「できない頭じゃなくて、できる頭で読んでみなさい」と声をかけます。「やらない頭じゃなくやる頭で」でも良いですし、頭は「てい」と言い換えても同意です。
まずは「難しい」とか「面倒くさい」とか「自分には無理だ」なんていう先入観を捨てて、「できる」「やる」と思って文章に向かいましょう。また、文章をただ見るんじゃなくて、読んでみましょう、ということです。
それでも難しそうだったら音読させます。それが課題の内容のお知らせプリントだったりすると、音読した後に「どう?」と聞くと「できそうだった」なんて答えが返ってくることが多いです。そこで「やるの難しそう」だったり「わからない」と返ってきたら、その原因を突き止めて解決パートへと移行します。
でも、ほとんどの場合は、ただ読んでいないだけで、ただ読むだけで解決しちゃうのです。
実はそれが一番早くて簡単でしょうと思うのですが、どうでしょう。
それに、たとえ向き合った相手が大きな困難でも、やらない・できないじゃなく、どうやってやるかという頭で対峙することで、思考する時間と経験が増え、自身の成長にもつながります。
なんて、偉そうに言っていますが、大人でもそういうことってよくあります。というか、僕多めです。一度面倒くさいフィルターがかかると、情報はぼやけちゃうんですよね。
できる頭で見ること。やる頭で触れること。やっぱり能動的な姿勢には、受動態の人は負けちゃいます。
自ら動く人になろう。僕含めてね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さぁ、今日の文章も能動的に読んだら、能動的に拡散しよう(冗談です)。
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