先日こんなツイートをしたんです。
勉強ができる・できないの差は、何も勉強をしている時にだけ広がるわけじゃない。むしろ勉強をしていない時にこそ広がるのかもしれない。心身のコンディション調整や習慣、姿勢や意識や興味関心の度合いや思考の仕方等、日常の一秒一秒で差がついていく。だからこそ、そこが変わると成果を出しやすい。
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) July 11, 2020
今日はここんとこ少し掘り下げていきたいと思います。
勉強ができるできないの差は日常の中でも広がっていく
例えばイメージしやすいのは、生活リズム。生活リズムが崩れている子と正しい子であれば、同じ勉強をしていても後者の子の方が吸収率はいいですよね。
同じく、学習習慣ができているかどうかも大きいです。「やるかやらないか」迷うレベルの子は、勉強をやり始めるだけで、大きなパワーを消耗してしまいます。
姿勢も重要でしょう。心身の姿勢はもちろん、ノートの取り方や字の綺麗さ、鞄の中身や机の上もそうです。細部にわたり軸がある子は、知識をどんどん取り入れる印象です。また、素直な子は伸びるとよく言いますね。先生からの指摘をすぐ取り入れられる子は、成長も早いです。
目的意識を持って動いているというのも大切なポイントです。有名な「3人のレンガ職人」というお話がありますね。ちょっと見てみましょう。
世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、 「ここでいったい何をしているのですか?」 と尋ねた。 「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」 男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。 「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」 旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。 もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。 「ここでいったい何をしているのですか?」 「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」 「大変ですね」 旅人はいたわりの言葉をかけた。 「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」 旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。 また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。 「ここでいったい何をしているのですか?」 旅人は興味深く尋ねた。 「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」 「大変ですね」 旅人はいたわりの言葉をかけた。 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。
同じことやっていても、目的意識で行動へのパワーの掛け方ややり方が変わります。勉強に喩えたら、3人のうち誰が成績が伸びなさそうかは一目瞭然でしょう。
興味関心は勉強の1番の友人になるし、日々日々考えを巡らせている人はそれだけ勉強の体力がつきますから、実際の勉強でも有利です。
勉強が苦手な子は、勉強の体力がない子が多い。長時間頭を使えずすぐ疲れ量こなせず成長が遅れる。目には見えないし、体力や筋肉と同様すぐにはつかないから厄介。
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) July 13, 2020
対策は、生活リズムを正し、自分の頭で考える練習を続け、コツコツ伸ばしていくしかない。考える、考える、考える。その機会を増やせ。
ね、こんな風にして、日常の一秒一秒の中でも、勉強できるできないの差って広がっていく。
常に意識高くは難しいけれど、「面倒臭い」「無理」「わかんない」「疲れた」のマイナスな言葉で日常を埋め尽くすのはやめよう。
成長のチャンスはいつも今も目の前にあるんですよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
自分の頭で考えて動くが基本。
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