毎回オリンピック時期にこんな記事を書きます。言わずもがなですが、スポーツからもらえるエネルギーというのはすごいものです。
子ども達は折角だから、スポーツからもらう元気を、自分のやるべきことややりたいことに活用できるといいですね。姿勢や考え方など、超一流選手から学べることは多いです。
先日もある生徒と「勉強アスリート」についてのお話をしました。
各スポーツのトップアスリートのような意識で勉強に臨むことで、気持ちの持っていき方や頑張り方や追い込み方がイメージしやすくなるかなと思った次第です。
今日はそのお話をさらに飛躍させて、「勉強アスリート」の約束事について書いてみたいと思います。勉強ができるようになりたい!と強く願う子たちの参考になれば幸いです。
知られざる勉強アスリートの世界へようこそ。
勉強アスリートの5つの約束
①目的を見失わない
「何のために勉強するのか」。
勉強アスリートはそう問われた時に秒で返す答えを自分の内にちゃんと秘めています。
言語化するかどうかは置いておいて、勉強の大切さを知っているのです。もしもあなたが勉強アスリートになりたいのなら、勉強が自分の世界を広げるということをちゃんと知っておきましょう。
そしてそれを忘れずに、常に成長し続けましょう。
②体調管理は自分の役目
勉強アスリートの最も大切な仕事は、体調を崩さないことです。
食べるものや睡眠には特に気を使います。
朝方か夜型かは人によって分かれますが(入試は朝ですので朝方の方が有利です)、勉強アスリートは自分のパフォーマンスが最大化するタイミングやコンディションをちゃんと知っているのです。
もしもあなたが勉強アスリートになりたいのなら、自分の体調に責任を持ちましょう。体調が悪い時はしっかり休むのもアスリートの仕事です。
そして、アスリートは体調だけでなく、精神的にも強いです。勉強も、一時一時のやる気やテンションでやるのではなく、習慣で行いましょう。
③目標達成に貪欲で競争を楽しむ
以前、勉強アスリートの子が「490点(500点満点中)でも悔しい。もっと取れたと思った」と言っていました。
そうです、この貪欲な姿勢こそ勉強アスリートです。ストイックに目標達成を目指し、(いい意味で)使えるものはすべて使います。
競争の素晴らしさも知っており、積極的にライバルの存在を探します。戦闘民族です。
ただ、最終的には彼らは自分自身が一番の敵だということを知っています。だから結果が出た後も人と比較することはあまりしません。ライバルたちを切磋琢磨する材料には使いますが、努力したかや結果を出したのかの基準は、いつも自分です。
もしもあなたが勉強アスリートになりたいのなら、まずは目標を立て、それを何が何でも達成するという姿勢で日々を過ごしましょう。
④早め早めに完璧にする
「学校の授業中にだいたい暗記は終える」アスリートの一人はそんなことを言っていました。学校の授業中に教科書を読み、先生の話をノートに書き、暗記まで終えるというのです。
そして、人は忘れる生き物だということも知っています。だから繰り返し繰り返し、周りの人が心配するぐらい自分にテストを課すのです。
また、未来を見る術に長け、情報収集にも貪欲です。
もしもあなたが勉強アスリートになりたいのなら、先を見て行動することを意識しましょう。
⑤味方には頼る
勉強アスリートは一人の力が弱いことを知っています。だから、人に頼ることを躊躇しません。
もちろん、勉強の中身については一人で延々と考えますが、本当の困難に出会った時、どうして良いかわからない時、自分の意見は持った上で、きちんと知識を持った人の話を素直に聞けます。
またそれを取捨選択し、自分にフィットさせることもできます。だから、成長スピードも速いのです。
もしもあなたが勉強アスリートになりたいのなら、まずは周りの味方に感謝をし、どんどん頼ってみましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
なんでも、高みへ行けば行くほど見える景色は違ってくる。
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