各高校の数値の説明をしやすいように、上記のようなノートを作っています。このシリーズでは、このノートを使って湘南藤沢鎌倉茅ヶ崎地域の学校を紹介していきたいと思います。
この一覧図だと黄色の地域ですね。特色が豊かで、他エリアからの流動も多い人気エリアです。
今回は、「茅ヶ崎北陵高校」について説明していきたいと思います。
茅ヶ崎北陵高校
詳細エリア:茅ヶ崎
最寄駅:香川駅徒歩10分 寒川駅徒歩15分
HP:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/chigasakihokuryo-h/
YouTube:かなチャンTV
茅ヶ崎北陵高校は、JR相模線の香川駅にある高校です。僕の地元も相模線沿いですが、相模線は風が強い日は自転車より遅いと言われることもある単線の路線です。というわけでロケーションがすごくいいというわけではありません。
同じく学力向上進学重点校エントリー校である鎌倉高校とは海と山、元気と真面目と両極端ですが、お互いあんまりライバル視もしていないようです。あ、茅ヶ崎北陵高校が山と真面目の方です。
また、旧校舎建て直しの際に遺跡が見つかり、今はずっとプレハブ新校舎での授業が続いています。「プレハブ!?」と思いますが、クーラーもきいていて快適、人気のようです。
卒業生には、宇宙飛行士の野口聡一さんや絵本作家のヨシタケシンスケさん等がおり、卒業生たちの高校愛も強い気がします。
茅ヶ崎北陵高校の合格実績
進学校と呼ばれる「学力向上進学重点校エントリー校」である茅ヶ崎北陵高校の2020年までの合格実績は、こちら。
MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)や日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)への合格が多いことがわかります。
近年は国公立大学進学へも力を入れており、人数的には少しずつ結果も出てきているところ。国公立大学合格はエントリー校が学力向上進学重点校になるための指標の一つでもありますから、今後の伸びに期待ですね。
横浜市立大学や早稲田大学、慶應義塾大学への指定校推薦枠もあるようです。
湘南高校や鎌倉高校との合格実績の比較は『湘南藤沢鎌倉地域公立高校の大学合格実績をまとめて比較してみた』をご覧ください。
2021年度の入試動向
最後に、2021年度の入試動向についてまとめておきましょう。
先日出た暫定倍率は1.14。この暫定倍率の調査には人気投票の側面があり、茅ヶ崎北陵高校はロケーション的に不利なんですよね。近年の倍率を見ても、近隣の平塚江南高校や鎌倉高校の影響を受けるのは間違いありません。ただ、倍率は気にしすぎてもしょうがないですから、どんな倍率でも合格できるよう力を磨いておきましょうね。
特色検査の比率は1。昨年は難易度が高く、そこでの差はあまりつかなかった印象です。やはり5教科勝負がメインと考えて良さそうです。面接でも差がつきにくい様子。ただもちろん今回の入試がどうなるかはわかりませんから、特色検査も面接も気合を入れて臨むようにしましょう。
2020年度の合格者内申平均は116。オール4が108ですから、多くが4と5で構成される内申になりますね。学力検査の合格者平均点は388点。昨年は点数が取りやすいといわれた入試なので、例年360〜370点あたりがボーダーになっているようです。基本的に昨年度の合格者平均点を取れば合格できると思うので、それを踏まえて科目ごとにどれくらいの点数を狙うのかの作戦を立てていきましょう。
併願先は、平塚学園(普通)、日本大学藤沢、鵠沼(文理)、湘南工科大付属(セレクト)、平塚学園(文理)、湘南工科大附属(アドバンス)、鵠沼(理数)などが多いようです。
楽な入試ではありませんが、逆にこれをクリアできる実力がないと入ってから苦しむことになります。合格できる実力を身に付けて、有意義な3年間にしましょうね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
在校生や卒業生たちを見ても、真面目でいい子たちな印象が強いです。
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