先日、こんなお話を読みました。
著者がフォートナイトというゲームをやりながら感じた「知ってる」と「できる」の違いについてわかりやすく書かれた記事で、最後には「知ってる」を「できる」に変えていく対処法も載っています。ゲーム好きの生徒たちにも読んで欲しい内容です。
その記事にはこう書かれています。「知ってる」と「できる」は違う。「知ってる」は知識を持っているという状態、「できる」というのはスキルが身についている状態のことです。
「知っているけどできない」ということが世の中には多くありますよね。実際に筆者の方もフォートナイトをやる上でそこに苦戦したそうです。勉強でも同じようなことが頻繁に起こります。
そこを乗り越えるために重要なことが、記事にもある通り「自分の弱点を具体的にして、それを克服するために必要な練習を繰り返すこと」にあるわけですが、早速そんなお話を教室でフォートナイト好き(超上手らしい)の子に伝えてみると、こんな反応が返ってきました。
「ほとんどの子は別に上手くならなくていいと思ってますよ」
なるほど。
そもそも「やりたい」「もっと上手くなりたい」と思うから、それをやろうと思って、実行できるわけですね。記事には「練習はきついから、一人でやらず仲間やコーチを見つけると良い」などアドバイスが書いてありましたが、そもそも上手くなろうと思っていない人は、そんなアドバイス気にも留めないわけですよね。だから、もちろん上手にならない。実際にそこで手が止まってゲームをやめる子も多いといいます。
もっと上手くなりたいと思うには何が必要か
では、そもそも「もっと上手になりたい」と思うには何が必要なのでしょうか。いくつか挙げていきましょう。
- そのものが好きなこと(そのものが楽しいこと)
- 上達を認めあったり、競ったりできる仲間(先輩でも師匠でも先生等でもok)がいること
- できる楽しみや喜びを知ること(スモールステップ的に)
- やらないと大きなデメリットがあること
- そのものの大切さがわかっていること
- 期待されていることが伝わっていること
人が動くのは「希望」「危機感」「正しさ」「気持ちよさ」「人の想い」によるものが大きいといいます。挙げられたものを見ると、まさしくそんな感じですね。
勉強にもこれらの要素が含まれていると「もっと上手くなりたい」と思うのでしょうか。今そうなっていない子が勉強を上手になる為には、そこから自分の価値観を変えていかなければならないということですね。
自分の価値観を変えるって難しいです。でも、変わらないことはありません。そのきっかけは、自らの気付きや他人からの影響やスモールステップの効果(できる、できるを集める)でもなんでもいいんです。使えるものはすべて使って、「上手くなりたい」という気持ちを育てていきましょう。
君の新しい物語は「もっと上手くなりたい」から始まる。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
やり方ってのはその後だよね。
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