いよいよ受験が近づいてきました。
ここで、改めて受験勉強や入試直前に気をつけたいことをまとめてみましょう。あんまり長くても読むの大変だと思うので、大きく括って5つにしてあります。
頑張るあなたの参考に少しでもなれば幸いです。
まだまだ伸びると信じて頑張ること
一つ目は、「まだまだ伸びる」と信じて頑張ることです。当たり前ですが、念を押しておきましょう。
極論、前日にやった内容がまるまる次の日の入試に出れば、点数はアップします。まだまだ点数を上げられるチャンスと時間はあるのです。
ただ、これも当たり前ですが、点数を上げられるのは頑張った子だけです。前日にやった内容が入試に出たとしても、その時その問題をできるようにしなかった子の点数は上がりません。
ここからは一度やった問題は「入試でできるようにする」ことを念頭において勉強に励みましょう。「間違えちゃった。でもまだ時間あるし次頑張ればいっか」なんてやっている場合ではありません。次はもうないかもしれないのです。
ここで、改めて勉強の仕方を確認しておきましょう。
- まず本気で解く
- なるべく早くまる付けをする
- 間違ったところや怪しいところに注目しもう一度やるorやり方を調べる(この際、周辺知識までセットで頭に入れられるとベスト)
- 自力でできるまでやる
シンプルですね。でも、これを最後までやらないと自分の力になりません。2とか3とかで終わらせてしまうと同じ問題が出てきても入試では解けません。勿体ないですよね。
とにかく自分に負荷をかけることです。筋トレと同じで、自分に優しくしていてもちっとも成長しません。きついことをやった先に、欲しかった栄光は手に入るのです。
また、やればやるほど不安になることもここに付け加えておきましょう。それはレベルが下がっているわけではありません。レベルが上がったからこそ、不安を感じられる力も高まったのです。その不安との戦いもまた、入試の醍醐味です。慣れてくると、手を動かすための心強い味方になります。
さぁ、まだまだここから。
体調管理と精神管理
二つ目は、体調管理と精神管理です。心と身体が健康でなくては、大事な本番にベストパフォーマンスはできません。
これだけの大舞台に臨むのは初めてという方も多いでしょう。多くのプレッシャーや困難があなたを襲うかもしれません。それに負けないようにするのもあなたの役目です。
例えば、憧れの芸能人やスポーツマンになったつもりで、体調管理やメンタルコントロールに励みましょう。あなたもいわば受験アスリートです。どうすればベストなコンディションを維持できるのか、意識しながら日々を過ごしましょう。そこで培った経験は、今後の自分の人生でも大いに役立ちます。
細かく注意点を挙げるとすれば、まずは睡眠。受験は午前中から始まることが多いです。そこにピークが持ってこれるように、少なくとも一週間前からは朝方の生活リズムにしておきましょうね。
次に食べ物です。受験当日は重いものを食べるのはよしましょう。消化はエネルギーを意外と使います。目の前のテスト問題に集中できるように、前日や当日は消化にいいものを摂りましょうね。
受験は通過点だと忘れないこと
3つ目は受験は通過点だと忘れないことです。
これはもうそのままの意味です。受験が終わって、あなたの人生も終わるわけではありません。むしろその先の人生の方が長く、大事です。
だからこそ、結果だけではなく、過程を大事にしましょう。合否よりも大切なのは、頑張った経験や苦しんだり迷ったりしながらも困難に立ち向かった経験です。それはその先の人生できっとあなたを助けてくれることでしょう。
また、もちろん受験勉強で手に入れた知識も、誰にも奪われることのない大切な財産になります。どちらの意味でも、頑張れば頑張った分、自分が得をするんですよね。
受験ってどうしても目立つのは合否なんですが、過程も大事にできるといいですね。そのことを忘れないでください。
戦略を立てること
前述では「結果よりも過程が大事!」とお話しましたが、そうは言ってもやっぱり合否も大切です。
そりゃ誰だってなんだってどうせやるならいい結果を手に入れたいですよね。受験は点数取りゲーム。勝つためにベストを尽くすことも大切です。
そこで重要なのが戦略です。
自分の志望校には大体何点取れば合格できるのかを把握し、その点数を各科目何点取ってクリアするか設定し、その目標点数をクリアするために、今なにをすべきか考える。こんな考えを持って日々日々勉強に取り組めているでしょうか。
入試までの時間は限られていますから、闇雲にやっても効果的ではありません。入試は多くの場合百点取らなくてもいいので、まずは自分が確実に点数を取れるゾーンを広げていくイメージで勉強を続けましょう。固めたら次のゾーン、固めたら次のゾーンという進め方がベターです。
例えば『配点で考える戦略数学編』や『神奈川県高校入試で60点を狙う際にはこんなやり方がいいよ』という記事もあります。参考になれば幸いです。
また当日のテストの時間配分にも気をつけねばなりません。
神奈川県入試の場合、一科目の試験時間は50分。例えば英語であれば、そこから10分リスニングで引かれます。残り40分。長文問題(三問として)に10分ずつ使いたいですから、それ以外(問2〜問5)を7〜10分ぐらいで解けるようにしたいですね。みたいなことです。より具体的な説明は『入試の時間配分(英語編)』をご覧ください。
合格に必要だと思うもの、準備できるものは準備しといて損はありません。細心最高の準備を持って入試に臨むようにしましょう。
予期せぬことは起こると知っておく
もう完璧に準備したと思っても、予期せぬことは起こります。そのことを忘れないようにしておきましょう。
このことを心の中にズドンと置いておかないと、いざ予期せぬことが起こったときに固まったり頭真っ白になったりしてしまいます。たった知っておくだけで、それが解消されます。
しっかり準備してきたあなたが「予期せぬこと」に出会ったなら、他の人も一緒なはずです。安心して、予期せぬことに向き合いましょう。
考えてみれば、人生は予期せぬことの連続。予期せぬことが起こったら、「やっぱりな」とちょっと笑ってから取り組めるぐらいの余裕を持てると良いです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さぁ、最高の高校受験にしよう。
0コメント