神奈川県公立高校入試2021難問ランキング英語編!教科別正答率の低い問題特集


さぁ、今年もやっても参りました。神奈川県公立高校入試難問ランキング。昨年から始まったこの大会も2回目(そりゃそうだ)。今年も熱い戦いが繰り広げられることでしょう。ね、解説の勉強犬さん。


勉強犬「難問多いのは数学ね」


さらっと身も蓋もないことを言っている気がしますが、無視して教科別の正答率ランキングを見てみましょう。今回は英語編です。


各教科の問題はこちらのページをご参照ください。実際の問題を開いて見ることでより楽しめるかと存じます。



英語正答率ランキング



1位 14.5%  問5 英作文

2位 23.9%  問4 語順整序(受動態慣れない語順)

3位 26.9%  問1(ウ)1 リスニング内容一致

4位 33.0%  問8(ウ) 会話文内容一致

5位 35.1%  問8(イ) 会話文選択


堂々1位は、やはり英作文。2連覇です。まぁ、そりゃそうだですね。


2位は、語順整序。もともと神奈川県の語順整序問題は、並び替える語数も多く不要な語も入っているということで、難易度は高めなんですよね。


勉強犬「犬の話だから正解して欲しいな」


3位は、リスニングの内容一致問題。これも常連ですね。リスニング配点も20点以上あるので、NHKごがくなどで耳慣れ必須です。上記の過去問置き場には音声データもあるので気になる方は試してみましょう。

4位と5位は会話文読解から。時間がなくて辿り着けなかった子もいるかな。ぜひ大人の方も長文を引っ張り出してきてその読みづらさに辟易していただければと思います。問題はこんな感じです。



今回は単語のランクインもありませんでした。問2は(ア)「famous」(イ)「swimming」(ウ)「language」でしたけど正答率は50%越え。みんなナイスファイトです。


ちなみに答え。


最後にちょっとだけ総評を。



英語入試総評



英語は昨年よりも合格者平均点が上昇しました。昨年49.4点で今年が54.6点でした。


正答率が30%以下の問題は3問。ランキングの数値を見ても、やはり全体的に正答率は昨年より上昇していますね。以下昨年。



1位 13.3%  問5 英作文

2位 21.2% 問1(ア)3 リスニング応答選択

3位 28.1% 問8(ア)  長文英文選択

4位 29.5% 問8(ウ) 長文内容一致

5位 33.1% 問1(ウ) リスニング単語記述


要因としては、コロナの影響で中3単語が出題されなかったり注釈扱いになったりしたことでしょう。全体的にイージーになった感は否めません。ただ、苦手な子は簡単だろうがなんだろうがやっぱり苦手で点数は伸びなかった印象です。

上位層は元から高得点。下位層は元から難しい。中堅層にとって簡単になって平均が上がったという個人的解釈です。

来年は新学習指導要領変更一年目なので、それほど一気に難化はしない(神奈川県は変更一年目はやさしい傾向あり)と思うのですが、それでも今年よりは難しくなる予感。

本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
スピーディーに問5までをこなし、長文に時間を使えるかどうかが英語高得点の鍵。

「第二の家」からの情報共有の情報共有の場を創りました。受験や学校、ブログや本の情報を日々日々お伝えしています。LINEさえあれば無料&匿名で参加できますのでよかったらご登録をお願い致します↓

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。