オンライン授業のニーズが高まっていると感じます。
おかげさまで、当塾でも週の中でオンライン授業をする割合が増えてきました。本日は、やってみて感じたオンライン授業のデメリットについて記しておこうと思います。当塾の子達にはオンライン授業を始める前にあらかじめ伝える内容です。
「デメリット」というタイトルで書き始めましたが、時間も空間も飛び越えて、どこにいても一瞬でつながることのできるオンラインの仕組みって最高ですよね。
うちは個別指導なので、リアルでもオンラインでもやることが大きく変わるわけではないのですが、対面とオンラインでは大きな違いがありますので、そのことについて書いておきます。
端的に申し上げましょう。
オンライン授業のデメリット。それは「読み取れる情報量が少ない」ということです。
僕らは普段、言語的なコミュニケーションと非言語的なコミュニケーションを使って人とコミュニケーションしています。その細かい比率は忘れましたが、実は非言語的なコミュニケーションの方が圧倒的に多いのです。
非言語的なコミュニケーションというのは、相槌やうなずき、目線や身振り手振りなどのことですね。言葉なくとも通じることっていっぱいありますもんね。
リアルではそれを読み取りながら声掛けやアドバイスをしていくわけですが、オンラインの弱点はそれが読み取れなくなることです。姿勢、反応、様子、目や手や身体の動き、そういったものが見えなくなるんですね。
既にコミュニケーションを多く取っていて信頼関係のある子であれば、想定の範囲内で対応ができますが、初対面の子の情報を読み取るのはなかなか難しいです。勉強が苦手で嘘をついてしまう子ならば尚更です。ですから当塾ではオンライン授業開始の前に面談やリアルで訪問してもらい「覚悟」を確認するわけですね。
以上のことがオンライン授業の一番のデメリットだと考えています。他のことは慣れでどうにかできそうです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
信頼関係の上で使うなら最強の武器になりますね、きっと。
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