誰でもできる宇宙一簡単な最強の勉強法【第九話:大きな計画】


スターマン「本日で、初めて出会ってから1ヶ月が経ったわけだが…」


ゆうき「うん」


スターマン「どうだい、何か変わったことは?」


ゆうき「ふふふ。なんと本日の小テストで満点が取れました!」


スターマン「おお!手前味噌だが、やっぱり何度聞いてもいい!」


エアーマン「ソノクダリ、何回ヤルンダ」


スターマン「嬉しいことは何度も何度も噛み締めないとね。さて、そろそろ日々の勉強にも慣れてきたと思うから、ここであらためて注意喚起だ」


ゆうき「え、注意?」


スターマン「そう、慣れてきたってことは、だれてくるって可能性もあるからね。エア勉強にならないように、改めて大切なことを確認しておこう。そろそろ大きな計画を立ててもいい」


エアーマン「エア勉強ナツカシイ」


ゆうき「大きな計画ね。STAR勉強法のTHINK(考える)だったよね」


2つの計画


スターマン「ではゆうきBOY、質問です。ある日たまたま富士山の頂上に着いた、なんてことってあると思う?」


ゆうき「え、ない」


スターマン「そう、ないよね。世の中には、目指さなければ辿り着けない場所というものがある。勉強も同じ。だから、目指すことってすごく大切なんだ」


ゆうき「目指す場所って、志望校とか?」


スターマン「そうだね。将来就きたいお仕事や叶えたい夢や暮らし方から考えてもいいし、ゆうきBOYの言ったように志望校や次のテストの得点から考えてもいい。とにかく辿り着きたい先を決めるんだ。もちろん人と比べなくていいよ。自分に素直に」


ゆうき「えーと、じゃあ定期テストで80点以上!」


スターマン「おお、早い。その決断力も成長の表れかな。オッケー、80点以上目指していこうじゃないか。それが決まったら次にするのは現在地の把握だ。富士山に行くのでも、今いる場所が日本かアメリカかによって行き方が変わるだろう」


ゆうき「えーと、現在地…前回のテストは…思い出したくないけど…全部平均点以下」


スターマン「でも、それは少し前すぎて参考にならないかもね。最近の小テストでは調子もいいし、平均点ぐらいの実力はついてきているかもしれない」


ゆうき「そうだといいけど…」


スターマン「というわけで、ここで実力把握のためのテストの出番だ。巷では模試などもあるので、ぜひ活用して欲しい。さ、ゆうきBOYも筆箱だけ出して」


ゆうき「え、今から?」


スターマン「善は急げ。さ、さ、いくよ」


・・・


スターマン「なるほど、なるほど。やはり学校のテストで平均以上を狙えるだけの実力はついてきていると思う。これはゆうきBOYの努力の成果だね。グッジョブ」


ゆうき「あ、ありがとうございます」


スターマン「では、ここまでの目的地現在地を踏まえて、行き方を考える。ズバリ、はっきり言おう。ゆうきBOYの目標を叶えるには、今より2倍以上の勉強量が必要だ」


ゆうき「に、2倍…」


エアーマン「顔ガ真ッ青ニ…」


スターマン「隠しても仕方ないしね。よく考えてみて。ゆうきBOYはここ1ヶ月すごく頑張っている。それは認める。でもね、頑張っている人はその頑張りをもう何年も続けてきているわけだ。それに1ヶ月で追いつくってあり得ると思う?」


ゆうき「た、たしかにおかしい」


スターマン「でしょう。ゆうきBOYが抱える過去の負債はまだまだ大きい。文章題には手が出ないし、考える力も弱い。集中力はズバズバ切れるし、まだ暗記もスムーズではない。80点以上は今はまだ厳しい」


ゆうき「そう、だよね」


スターマン「でもね、決して不可能ではない。この1ヶ月色々あったけど、なんだかんだゆうきBOYはちゃんと続けてこれたよね。心の力もついてきて、やり方も身についてきたはずだ。これからは、勉強をもっと苦もなくできる。成長を加速させることができる」


ゆうき「うん」


スターマン「もちろん選択権はゆうきBOYにあるから、やりたくないならやらなくてもいい。次のテストまであと1ヶ月。本気で勉強してみるか、今の感じでいくか。じっくり考えて決めるといい。どっちの答えでも、我々は君を応援し続けるよ」


ゆうき「…やる」


エアーマン「オッ」


スターマン「そうこなくちゃ。では早速今までのルーティンに加えて、やることを増やしていこう」


今までの課題(★)&新たな課題

計算練習(★)

文法練習(★)

単語(★)

社会歴史暗記(★)(→歴史マンガなど利用)

学校ワークその日やったところ進める→不明点調べもの

その日やった教科書範囲の音読→赤シート隠しテスト繰り返し


ゆうき「で、できるかな」


スターマン「やってみてから考えれば大丈夫!」


ゆうき「だ、だよね」


・・・


ゆうき「スターマン!スターマン!」


スターマン「おお、待ってたぞ、ゆうきBOY」


エアーマン「ドウダッタカナドウダッタカナ」


ゆうき「へへ…今日テスト全部返ってきました。それでは、一気にお見せしようと思います。せーの、ジャーン!」


スターマン&エアーマン「オオ!!!!!」


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次回最終回。

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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。