『伝え方が9割』という本が好きでした。
シリーズ(1、2)どちらも持っています。
その本が漫画になったということで、
T-SITEでコーヒー片手に読書タイム(買わなくてすみません。。)。
最初は漫画ではない版があまりに素晴らしかったからか、
「漫画にしちゃって大丈夫かな〜」なんて思っていましたが、
読んでみると物語の面白さにびっくり。
楽しく、気持ちよく、学べました。漫画ってやっぱり良いね。
漫画ではない版でも語られていた、
「相手に断られないための7つのテクニック」や、
「強い言葉の作り方」が物語と併せて、スラスラと読めました。
漫画ではない版(他に呼び方あるかな)と比べると知識的な内容が若干薄い気がしましたが、
それでも十分楽しめました。
それでは最後に、
相手に「イエス」と言わせる7つのテクニックをおさらいしてきましょう。
・「相手の好きなこと」を使う
※相手がラーメン好きの場合
「デートして下さい」⇒「とっても美味しいラーメン屋があるんだけどどう?」
・「選択の自由」を使う
「デザートいかがですか」⇒「パイナップルタルトとマンゴーアイス、どちらかいかがですか?」
・「認められたい欲」をくすぐる
「残業お願いできる?」⇒「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
・「あなた限定」を使う
「会議に来てください」⇒「他の人が来なくても、◯◯さんだけは来てほしいんです」
・「チームワーク化」を使う
「今度の打ち上げの幹事やって」⇒「一緒に幹事やろう」
・「嫌いなこと回避」を使う
「芝生に入らないで」⇒「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」
・感謝
「これからも教えてください」⇒「これからも教えてください、ありがとうございます」
なるほど。
これは生徒とのコミュニケーションにも使えそうですね。
「勉強しなさい」が、
「滅茶苦茶面白い物語(歴史)があるけど聞く?」や、
「数学と英語、どっちがいい?」や、
「きみの記述のセンス好きなんだよ、ちょっとここも解いてみて」や、
「あなたに合う教材があるんだよ」や、
「一緒に勉強しよう」や、
「次回のテストやばいとまた先生に怒られるな」や、
「お前が頑張ってると俺もやる気出るよ、ありがとう!」に変わる。
同じ事実でも、伝え方一つで、その伝わり方は、結果は、変わっていく。
書いていて、こんなお話を思い出しました。
いつか月のお手紙にも同封しましたね。
「詩人と物乞い」
黒メガネをした物乞いの前を通った詩人。 物乞いの首に下げられた札には「私は目が見えません」と書いてありました。 でも、彼の目の前のお椀にはお金はほとんど入っていません。 詩人は「下げ札の言葉を変えてもいいか」と話しかけました。 物乞いは了承し、詩人は新しい言葉を札に書きこみました。 するとそれからすぐの間に、空だったお椀からはお金が溢れ、 物乞いにやさしい言葉をかけてくれる人も出てくるようになりました。 「なんと書いてあるのですか?」物乞いは堪らず通行人に聞きました。 下げ札には、たった2行、こう書いてありました。
「春はまもなくやってきます。でも、私はそれを見ることができません」
「おお」ってなりませんでした?
伝え方、見せ方、大事にしましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さぁ、あなたは次に会った人にどんな言葉を使う?
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