先日、下記の音読プリントで面積を読んでいた子が「面積がなかなか覚えられない」と嘆いていたので、リクエストにお応えしてプリントを作ってみました。上記のものですね。
せっかく作ったので、それを使いながら広さや面積について説明していきたいと思います。早速参りましょう。
面積
面積ってややこしいですよね。
でも、整理して覚えれば意外と簡単。上の図を見てください。
ほら、縦と横の長さが一桁ずつ大きくなっていってますね。すると面積は端から1㎡、1a、1ha、1㎢になるわけですね。楽ちん。
なお、1mは100cmですから、1㎡は10000㎠になるわけですね。図を書いてみればわかりやすいですね。
aやhaはなかなか使わない単位なのでイメージもしにくいでしょうが、「テニスコートのシングルスコートの半面」ぐらいが1aになるそうです。haは田んぼや畑の話でよく使われますが、東京ドームがおよそ5ha、東京ディズニーランドがおよそ50haということでした。想像つきませんね。
畳と坪
余談ですが、引越しの回数が多い僕はこの手の単位は得意分野です。間取りって平米で書いてあったり坪で書いてあったり面倒臭いんですよね。慣れました。
1畳はその名の通りタタミ一つ分。約1.62㎡です。寝っ転がったことありますか?
1坪は大体2畳。平米でいえば約3.31㎡。土地の値段を表す「坪単価」なんて言葉聞いたことありますよね。
なお、今後の特色検査にも出てきそうな1反は300坪の広さを指すそう。大豪邸や。体育館1個分ぐらいのイメージですかね。
中学生はほとんど知らなくていい知識かもしれませんが、大人になったら使うから知っておいて損はないと思います。
紙の大きさ
A4サイズとかよく聞きますよね。最後はそんな紙の大きさについてです。
基準となるA0は約1㎡の大きさ。これは元々ドイツで採用された規格で、今では国際規格サイズだそうです。縦横比率が白銀比と呼ばれる「1:ルート2」なんですよね。白銀比は昔から「神の比率(駄洒落ではない)」と呼ばれ日本で重宝され、別名大和比とも言われるそうです。
これ、どこまで半分にしても同じ形になるんですよね。つまり、A0の用紙を裁断してA4やA5を作る際に、一切無駄が出ないんですね。すごいですよね。
ちなみにB0は約1.5㎡だそうです。こちらは国内規格なんですって。
本日は、世の中の様々な「面」についてのお話でした。最後は紙だけに、面白かったですよね。
お後がよろしいようで。
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