え!?今の中2生の高校入試から面接がなくなる!?という情報について


先日、神奈川県の教育情報サイトカナガクさんがこんな情報を共有してくれました。


内容を端的に申し上げれば、「2024年度高校入試から面接を廃止し観点別評価の主体性で評価する高校が出てくるかも」といったものです。なお、それは県が出した入試改善についての報告に基づいた予想です。まだ本決定ではありませんが、そういった流れがあるよということですね。


その報告には、実際にこんな文言があります。

現行の入学者選抜制度においては、生徒の特性や長所なども含め、総合的な意欲を測ることを目的として、共通の検査として面接を実施している。10分程度で実施している面接において、生徒の意欲を測ることはできても、新学習指導要領で求められる日頃の学習に向かう姿勢(「学びに向かう力」)を適切に評価することは困難であるという指摘もあることを踏まえ、入学者選抜において評価・判定に用いる資質・能力の検討に当たっては、新学習指導要領における資質・能力の三つの柱や観点別学習状況の評価などを十分に踏まえることが必要である。


入試日数の長期化やコロナ対策も踏まえて、入試の改善をはかる一環のようですね。


個人的には、面接の廃止は大歓迎なのですが、それを内申評定のどこかで代用するというのは勘弁願いたいです。


というのも、完全高校受験マニュアルにもある通り、入試には「内申・学力検査(特色検査)・面接」で合否を判定する一次選考と、「学力検査(特色検査)・面接」で合否を判定する二次選考があるのですが、その二次選考にも(観点別評価が面接の代わりになるとしたら)中学校の成績が影響するのはどうかと思うんですよね。


「学力」で実力勝負が公平性があっていいんじゃないかなと個人的には思います。


まぁ、まだ決まりというわけでもなさそうなので、県の動向をじっくり見守っていきましょう。追加情報があれば、このブログでも逐一ご紹介できればと思います。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

そういえば各中学校の内申の調査、h24年頃まではやっていたけど、もうやらないのかしら。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。