「セルフ・エフィカシーとスモールステップ」を新曲風に説明してみます



このブログでも度々取り上げる2つの言葉があります。

それは「セルフ・エフィカシー」と「スモールステップ」。



そんな2つのキーワードを使って、曲を作ってみました。

しかし、今すぐ聞いてもらうよりも、歌詞の意味をより深く知ってもらうために、

まずは一つずつの言葉について詳しく見ていきましょう。



あ、「もうこの2つの言葉よく知っているよ」という方は、

ぜひ一気に飛ばして最下段にて新曲をご確認ください。




セルフ・エフィカシーとは



セルフ・エフィカシーとは心理学用語です。日本語では「自己効力感」と呼ばれます。何かをするときに「うまくいきそう」と感じる度合いのことで、これが高ければ、何かにチャレンジしたり行動したりが実行しやすくなります。


スポーツの例がわかりやすいですね。例えば「イヌディ」という未知のスポーツをやろうという際、セルフ・エフィカシーが高い子は「まぁ、できるだろう」とすぐにチャレンジができます。見よう見まねで取り組んでみます。もちろん、失敗の数は増えますが、それが早い成長につながることは見当がつきやすいのではないでしょうか。逆に、セルフ・エフィカシーが低い子は、遠巻きでその様子を見ていて、なかなか参加しようとはしません。うまくいくイメージが湧かないので、躊躇してしまうのです。


勉強の成績アップにおいてもこのセルフ・エフィカシーは重要な要素です。セルフ・エフィカシーが高い子はどんどん問題にチャレンジできます。結果解いた問題数が多くなって、成長のスピードが早くなります。ただし、もちろん失敗の数も増えますから、調子に乗って痛い目にあうこともあります。逆に、セルフ・エフィカシーが低い子は、勉強しようとしてもすぐに手が止まってしまいます。「うまくいく」イメージが弱いので、抱える苦痛やかかる時間が多くなるためです。


勉強が苦手な生徒を指導する際、その生徒のセルフ・エフィカシーを高めてあげることも指導者の重要な役割です。「お、できそう」感が勉強への取り組む姿勢を変えます。


ここで過去の生徒だったAくんの成長っぷりを紹介しましょう。


Aくんは最初はとてもセルフ・エフィカシーが低く、成績も2や3が多い子でしたが、【あること】をきっかけに授業態度が一変し、成績も4や5が安定して取れるようになりました。気になる【あること】の正体はとってもシンプルです。そう、セルフ・エフィカシーを育てたのです。


まずはAくんのセルフ・エフィカシーを高めるため、日々の中で意識して「わかる!」「できる!」を気持ちよく感じられる問題への取り組みを増やしていきました。これによりAくんの中で「やればできる」感が高まって、新しいことにチャレンジできる心の準備が整いました。そこから予習に取り組み、学校の授業の内容がわかるようになると、学校での授業態度が一変しました。誰でもそれなりに自分ができることをやるのは楽しいものですからね。そこからは早かったです。「勉強嫌い。だってできないもん」なんて言っていたAくんが、「もっと難しい問題ないの?」と言いながら、自ら進んで勉強に取り組むようになりました。


人間は感情の生き物ですから、この「できそう感」が大いに行動に影響します。では、どうやってセルフ・エフィカシーを上げていけばいいのでしょうか。


方法は簡単。成功体験をたくさん積ませてあげればいいのです。そして、そのときに重要になってくる方法論が、スモールステップです。続けて参りましょう。



スモールステップとは



スモールステップとは、その名の通り、小さな踏み段のことです。


例えば、「テストで90点以上が取りたい」という生徒の目標までの道のりを図示してみましょう。スモールステップの概念が掴みやすいと思います。



目標達成の高みへと続く階段の、一段一段がスモールステップです。昇る人によって段差が高くなったり低くなったりします。成功体験を積むために、このステップを適切な段差にしてあげることが、セルフ・エフィカシーを高めていくコツです。


50mを10秒で走る子に、「8秒で走れ」は酷でしょう。なかなか達成できず走ることが嫌いになってしまうかもしれません。本当に8秒で走って欲しいなら、スモールステップで小さな目標を作ってあげるべきです。「じゃあまずは9.7秒を目指そう」。そして達成したら褒めてあげる。この繰り返しでその子は8秒の壁に近付いていくのです。結果は8.3秒でしたが。幼き頃の私。


【ステップを昇る→成功体験→褒められる→次のステップへ挑む】の繰り返しが、セルフ・エフィカシーを強化していきます。ステップはその気になればいくらでも細分化できますから、個々人にあったステップの設定を心掛けましょう。



それでは本題です。この2つの紹介を歌にしてみました。聞いてください。



『セルフ・エフィカシーとスモールステップ』



私の大好きな曲、ユニゾン・スクエア・ガーデンさんの『シュガーソングとビターステップ』に載せて歌うとバッチシです。


超学歴社会のような競争に埋もれて

どんな勉強も粗品と見間違うrambling coaster

揺さぶられながら 
見失えないものは何だ?


平等性原理主義の概念に飲まれて 
心までがまるでエトセトラ
5教科 実技も ちゃんと学ばなきゃ 
人形とさして変わらないし


合う道を行く人たちは 
嬉しそうだったり 
結構できそうだったり
わかる・できるが五線譜を飛び回り 
歌とリズムになる


セルフ・エフィカシー、
レッツゴー&スモールステップ
目標目掛けて足が動きます
成功体験褒められ成長を続けよう 
世界中を驚かせてしまう夜になる
I feel 上々 段差昇ってリスペクト

新学習指導要領の正論に揉まれて 
僕らの勉強は道具に成り下がる?
こっちを向いてよ 背を向けないでよ 
それは正論にならないけど

期末テストのその後で 
昂ったままの人 
泣き出してしまう人
多分その差だろう 
でも言葉にしようものなら稚拙が極まれり

セルフ・エフィカシー 
モチベーションってスモールステップ
頑張る理由をそこに映し出せ
何してたって等速で明日は来ちゃうけど
脳内「できそう感覚」のアップデートを果たしたなら

study 成長が息を潜めても
study 目標に意味がなくなっても
(from)the cradle to the grave 学び続けることだけが
僕たちを僕たちたらしめる証明になる、QED!

セルフ・エフィカシー、
レッツゴー&スモールステップ
生きてく理由をそこに映し出せ
目標達成上段へ その距離が誇らしい
世界中を、驚かせ続けよう

メッチャ・セルフ・エフィカシー、
レッツゴー&スモールステップ
辛くてきつくて目が回りそうでも
最上階を目指して快進撃を続けよう 
世界中を驚かせてしまう夜になる
I feel 上々 段差を超えてレボリューション
goes on 成長去って一難去ってまた成長




本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

オススメのいい歌なんです。


「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。過去に3000人以上の生徒の個別指導経験を持つ。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。

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