県から、2023年度公立高校入試における各高校の選考基準と特色検査などの内容が公表されました。
それではその中身を詳しくみていきましょう。テーマは「選考基準って何!?」です。
選考基準って何!?
神奈川県公立高校入試の選考は、【一次選考】が内申と学力検査と面接と特色検査で、【二次選考】が学力検査と面接と特色検査で合否を判定します。詳しい方法が知りたいという方は下記の記事でご確認ください。
その合否の判定の各高校における計算方法が書いてあるのが、「選考基準」というものなんですね。実際見てみましょう。
真ん中から左側にかけて書いてある数字がその選考基準になります。でも、他にも情報が沢山あってどこから見ればいいのか困ってしまいますね。オススメのポイントは以下の通りです。
1、各高校の選考基準
選考基準ってこんだけ言っているわけですから、まずは選考基準を見ましょう。
赤枠で囲った部分には、各高校の点数の計算方法が書いてあります。4:4:2だったら、内申4、学力検査4、面接2の比率で計算して得点を決めるということですね。
一般的に、偏差値上位校は学力重視(学力検査重視)、偏差値下位校は内申重視と言われています。数値からその高校の意図も透けて見えますね。
なお、昨年と変更があったのは5校のみということです。近隣高校では変更点はありませんでした。
変更があったのは、麻生、津久井浜、市立南、逗葉・逗子統合校、神奈川総合(舞台)
志望校がいくつか決まっている方は、その高校の名前を探して数値を確認しておきましょう。全日制や定時制、専門学科やインクルーシブなど多岐に分かれていて20ページ以上あるので迷子にならないように注意です。
2、面接で何を訊かれるのか
次に確認したいのは、面接で何が訊かれるかです。
そう、神奈川県入試における面接は、予め訊かれる内容がわかっちゃうんです。やりましたね。左上の赤枠はどの学校でも訊かれる内容、右側の赤枠は各高校で訊かれる内容です。事前に書く面接シートとも被る内容が多いです。
各評価の観点について詳しく知りたいという場合は以下の記事が参考になるかと思います。
この情報を踏まえて、面接の準備ができるといいですね。
3、特色検査
県の公表サイトの一番下に、特色検査についてのリンクがあります。
特色検査とは、各高校特有の検査(テスト)のことです。勉強系もあれば実技系もあります。その詳細を確認することができます。
今年の色は水色でなくていいのかなと少し思いながら眺めていました。
見るべきポイントは以上になります。ただどれも暗記まではしなくていいと思うので、「なるほど、こんな感じか」と頭の片隅にそっと置いておきましょう。
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自分の中でどんどん受験モードを高めていこう。
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