何事もゴールを描いてから行動するといいと言われます。
もちろん、各々の本来のゴールというのはもっともっと先にあるのでしょうが、こと「受験」や「テスト」のゴールということで、今回は受験合格後やテストで目標達成後の自分をゴールとしてみましょう。
そのゴールで、あなたは後輩たちのために「受験体験記」や「成功体験記」を記すとします。辛かったこと、苦しかったこと、そして、「こうするといいよ」というアドバイスを。どんな言葉を送るか、想像してみましょう。
そのことが、実は今のあなたにとっても素敵な効果を生みます。ただ考えるだけなのに不思議ですよね。どんないい効果を生み出すのか、例を挙げて見てみましょう。私の友人のお話です。
彼は悩んでいました。車が欲しいけれど、どんな車を買えばいいかわからない。カッコイイスポーツカーや外車が好きだけど、本当にそれを買っていいものか。迷いに迷った挙句、職場の先輩のアドバイスに従って、買った後の生活について想像をしてみたそうです。
買った後の生活のことを想像してみると、何が必要かが明確になって、だいぶ車種が絞れたとのこと。当時付き合っていた彼女や、駐車場や、維持費のことや、利便性。買った後を想像すると、次々と今何を調べなければならないかが見えてきたといいます。
おかげで彼は自分にとって本当に必要なものを見つけ、無事に素敵な車と巡り会うことができました。これも、ゴールから考えた成果です。
さて、受験生やテスト前のあなたに話を戻しましょう。その友人の話を参考にするのであれば、勝負後のあなたが後輩たちにどんな言葉をかけるのか考えることで、今の自分が何をすべきかも見えてくるということです。
これを格好良く言えば「無意識の意識化」とも言います。ぼんやりと頭にあったものを言語化することで、今何をしたらいいかが見えやすくなるのです。
単語が大事だよ、公式が大事だよ、こういう風に勉強するといいよ、これはやっちゃダメだよ、と後輩たちに送る言葉の内容を自分が実践できているかチェックにも使えます。もちろんそれが愚直にやってきたことであれば、あとは自分を信じて勝負へ挑むのみです。
答えはいつも、あなた自身の中にあるのです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
そしてその先のゴールへとさらに想像を膨らませよう。
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