小学2年生でゆくゆく中学受験を考えているというご家庭の保護者様に、こんな質問をいただきました。
「中学受験初心者が気をつけておいた方がいいことってありますか」
【中学受験初心者】という響きが新しくて、タイトルで使わせてもらいました。
ちなみに、【中学受験のスタート】はよく小学校3年生の冬と言われます。学校でやる内容以上のことが必要になる私立中学受験は準備に時間が必要なのです。
そんな中学受験、小学3年生未満の子に贈るアドバイスが本日のテーマです。オススメの説明会の日程などと併せてお伝えします。
中学受験の3条件
どこの誰がいい出したのか、塾界?に代々伝わる【中学受験に必要な3条件】というものがあります。
それは、【学校の勉強に躓いていないこと】【勉強が嫌いではないこと】【学習習慣】の3つ。
これらが一つでも欠けていると中学受験は厳しくなるぞ、という3つの要素です。
ですから、小学3年生になるまでは、勉強面だけ見れば、この3つの条件を満たせるようにしておけばいいということです。
勉強の内容に関しては、とりあえず先(学校予習)に進んでおけば安心というのもありますが、だからといって無闇に先へ進めばいいというものでもありません。
無理に進んで難しい単元にぶつかり「勉強つまらない」となってしまうのも怖いですし、進むのに注力してしっかり身についていないというのも意味がありません。
本人に合った学習のペースを心掛けましょう。算数や国語がメインになってくると思いますが、ここに関しては信頼できる塾の先生に頼るのがベストだと思います。
それでも「まだ塾にはお世話になりたくない」という方へのオススメは、国語力の強化です。
国語力とは「相手が何を求めているか理解して適切な答えを返す力」のことですから、国語だけでなく、算数や英語など他の科目でもすこぶる使えます。受験生には必須です。
もしもあなたが保護者の方であれば、子どもには様々な本を読ませたり、色んな人と話をさせたりして、国語力の強化を図りましょう。後々の勉強において、この力が大きな武器となってくれるはずです。
志望校選びは??
続いて、志望校についてです。
例えば、神奈川県藤沢市在住の生徒だと、中学受験となれば、私立中学校の他に、国立中学校や公立中高一貫校なども選択肢に入ってくるかと思います。
この辺りには魅力的な中学校が多いですし、各校の特色も豊かですので、選びやすいとも思います。
保護者と生徒が一緒に目指せる目標が早めに見つかると、それだけ中学受験はやりやすいですから、受験が少しでも頭にある場合は、早め早めに各校を知りに行くといいでしょう。
オススメは合同説明会。色んな学校が一気に見れるので特に初心者にオススメです。その分各校個別の雰囲気はつかみにくいですが。
ちょうど4月29日に『神奈川私立中学相談会』がパシフィコ横浜で行われます。低学年の家族連れも多いですから、気軽に参加してみるのも手です。10時から16時までと終わりが早いので要注意。
「いやでも実際の学校を見たい。でもどこへ行けばいいかわかんない」という方によくオススメするのは、日藤。日本大学藤沢中学校です。
無料で入れる博物館があるので、気軽に見に行けて、私立ってこんな感じなんだなぁってイメージが掴みやすいんですよね。
どちらにせよ、まずは見て聞いてイメージを深めていくことが大事です。その中で志望校が見つかれば、勉強のモチベーションとして大活躍してくれるはずですよ。
最後に
以上の2点が【中学受験初心者】へ向けてよくお伝えする内容ですかね。
2科4科やサンデーショック等、中学受験の詳しい仕組みについてのお話は、また今度。
中学受験は「親の受験」とも言われるぐらい保護者の関わりも大きいですし、みんながやるわけでもない分、本人にかかる負担も相当ですが、その分選択肢が広がりやすい受験でもあります。
どうか親と子どもがどちらも納得できる中学受験を。
質問があればなんでも聞いてくださいね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
こんなお話も読んでみてイメージを持つにはいいかと。
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