Twitterでこんな短歌が話題になっていました。
ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし#tanka
— まほぴ(岡本真帆) (@mhpokmt) May 7, 2018
この短歌を毎月歌壇に投稿したときの、谷川電話さん(@tanikawadenwa )の評がうれしかったので何度でもみてしまう。 pic.twitter.com/rRQoeZjhdH
これはなんとも素敵な短歌ですね。ほっこりします。
短歌って言うとなんだか古典が想起されるんですけど、調べてみたら現代の短歌もいい作品が沢山ありました。例えば日本一有名と言われる俵万智さんの「サラダ記念日」の短歌。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
守るべきルールは原則31文字。これは世界で最も美しい言語とも言われる「日本語」を使う我々日本人にとって、大切な文化かもしれません。俄然盛り上がってまいりました。
何を隠そう私、昔は趣味で詩を描いたり小説を書いたりしていたんです。実は投稿した作品が本に載った経験も。創作犬だったわけです。ふっふっふ。
というわけで、ふつふつと湧いてきた創作意欲に身を任せて、早速勉強短歌を書いてみましょう!
『ああ眠い、やたらと眠いこれやばい 家に帰ったらあら元気』
やはり勢い任せとは危険です。何ともしょうもない短歌が出来上がってしまいました。授業中は眠くなるのに、家に帰ったら途端に目が冴える現象を詠ったそうです。
続いて参りましょう。まだ行くのかという彼方からの声は無視します。
『呪文詠み黒板描く魔法陣 私を運ぶ夢の中へと』
睡魔にこだわりがあるのでしょうか。勉強短歌なのにまさかの睡眠ネタ二発。どうせならもうちょっと勉強っぽいものがいいですね。
『世界中旅する際はパスポートよりも大事な英語かな』
『僕と君二人の距離解く三角比ならすぐ解けるわけはないけど』
『空と海生き在り見えぬもののこと知らなくちゃって君が言うから』
『今日コケた道で明日は転ぶまい生きるボクラの歴史学ぶ意味』
『「いとをかし」「とってもお菓子」じゃないからね 照れ笑う君 ああ、いとをかし』
これ、生徒に考えさせても面白いかもな。
言葉にするって、大事なこと。それなりの語彙や表現力がないと、素敵な文章って書けないですからね。そして、文章がうまくなるには、書くことです。駄目で元々、チャレンジして、失敗して、うまくなっていくのです。恥ずかしいからって書かないのは、誰のためにもなりませんよ。
というわけで、今回の短歌が「なんだこれ」でもお許しくださいませ。
そうは言っても最後にちょっとだけいい感じで締めたいですから、春っぽい歌で終わりにするとしましょう。お付き合いありがとうございました。
『桜舞う日に咲く笑顔ありがとういつも味方でいてくれた人』
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ぜひ皆様からのご投稿もお待ちしております。
あ、打線も。
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