神奈川県高校入試では、毎年学力検査の平均点や分布表、正答率の表などが公表されます。
本日はそれを見ながら、これからの受験生たちがどういう風に勉強を進めていけば良いのかについて説明したいと思います。
数学の平均点は53点でした。昨年が52.9点、一昨年が58.2点なので、50点台をうろちょろしている感じですね。それって実は英語も同じなのですが、中身は全く違います。
できる人とできない人の差が激しい英語に比べて、数学はできる人もできない人も真ん中に寄ってきます。上記の数学の分布図と下記の英語の分布図を比べると一目瞭然ですよね。
では、なぜこんなことが起こるのでしょう。答えは正答率表の中にあります。
数学の問題は毎年「簡単」「普通」「難しい」の各段階に簡単に分けることができます。
例えば、大問1の計算問題は「簡単」ですね。逆に、大問3以降の各大問の(ウ)などには「難しい」つまり正答率が低い問題が並んでいます。毎年この傾向は強まったり弱まったりしますが、大きくは変わりません。
みんながとれる問題とみんながとれない問題がハッキリしている。ですから、点数の分布が上記のようになるんですね。
それを踏まえての対策はシンプルです。
自分の目標点数に合わせて、「簡単」→「普通」→「難しい」とできる範囲を増やしていきましょう。
練習すべきはまず計算からです。これはみんな同じですね。大問1や大問2をマスターしましょう。
次に、関数や確率や図形の(ア)や(イ)を狙ってみましょう。これは自分の得意そうなところから練習を積んでいくといいでしょう。入試は点取りゲームですからね。
最後に、さらに高得点を目指すなら、(ウ)のような問題に対抗できる準備をしておきましょう。その際はなるべく早く3年生の単元を終わらせて総合問題による演習を増やしたいので、予習ペースでの学習をオススメします。
さぁ、各々今からコツコツ準備を始めておきましょうね。
詳しい各大問の内容や解説が見たい方は以下の記事をどうぞ。
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戦略を立てて、勝ちに行こう。
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