絵本が好きです。
絵本は、独特のリズム感やテンポや物語の中で、感動や喜びや読む楽しみやハラハラドキドキワクワクや癒やしやときに怖さをくれる、子どもにとっても大人にとっても素敵な読み物であり、いわば人生の教材だと考えています。
本日はそんな絵本をいくつか見繕ってご紹介したいと思います。保育士さんから伺った意見も取り入れながら、僕も実際に楽しませてもらった絵本をオススメします。
それでは、早速参りましょう。素晴らしい絵本の世界へ、ようこそ。
おすすめ絵本10選
001 もうぬげない
神奈川県生まれの超人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの絵本が好きです。全部好きで全部紹介したいのですが、本日ご紹介するのは、MOE絵本屋さん大賞第1位三連覇を成し遂げた『もうぬげない』。日常でありがちな題材をここまで面白くできるのは素晴らしい!想像力のデパートや!個人的には「ぼくみたいな子」と網を持って仲良くしている場面が好き。オチも秀逸でくすくすって笑っちゃいますね。幸せ。
002 おおかみだぁ!
こちらはフランスからやってきた珍しい参加型の絵本。訳は詩人の谷川俊太郎さんです。大人が読むとおおかみがめっちゃ可愛いのがまた面白い。「一緒に怖がったり面白がったりバタバタするのが子どもは大好きなんですよね」と保育士の方もおっしゃっていました。この神の声の急かし具合がすごい。
003 おばさんのごちそう
イマジネーションをどーんと広げてくれる素敵な絵本。有名な絵本作家、五味太郎さんの作品です。絵が独特で妻の弟は幼少期このおばさんが怖くてめっちゃ泣いていたとか。中身はほのぼの系です。ちょっと不思議な物語ですが、子どもたちはワイワイ読むそうです。大人が読むとシュールかも。同じく五味さんの『のはらのテレビジョン』もおじさんが不思議すぎて好き。
004 ちいさなおうさま
絵がオシャレ!前半暗かった王様の世界が、ある時を境にカラフルになっていく様子は、心にくるものがありますね。可愛らしいキャラクターたちとハッピーエンドのストーリーで、安心して誰にでもおすすめできる素敵な絵本です。人は一人じゃ生きていけない。そんな教訓もやさしく教えてくれます。
005 いいこってどんなこ?
読んでいて泣きそうになる素敵なメッセージが込められた絵本です。「いいこってどんなこ?」って子どもに聞かれたら、あなたならどう答えるでしょう。多くの大人たちに読んで欲しい、愛が詰まった本です。「あなたは、あなたのまんまが一番いいよ」って、すごく素敵な言葉。うん、まさに「beの理論」というやつです。各ご家庭の本棚にどうぞ一冊。
006 タンタンのハンカチ
可愛らしいタンタンが、ハンカチを使って壮大な夢の世界へ僕らを連れて行ってくれるお話です。この本につられて、ハンカチにあの魔法の言葉をこっそり唱えている子も多いとか。読んでいるだけで心躍るTHE絵本という感じですね。あのね、背表紙めっちゃかわいいからご注目を。
007 どうするどうするあなのなか
謎解き要素もあってドキドキワクワクしながら楽しめるスリリングな絵本です。穴の中に落ちたネコとネズミたちが知恵比べ。そして、「まさかそうなるの!」というラスト。読んであげるなら4才児から、自分で読むなら小学校低学年が推奨です。
008 セーターになりたかった毛糸玉
少しお兄さんお姉さん向けでしょうか。漢字にルビをふって読みやすくしてあげるといいかもしれません。タイトルでわかる通り、少し切ない物語ですが、きっと最後は笑顔で読み終えられると思います。一本の映画になりそうな、素敵なストーリー。ものを大切にしようという心も生まれますね。
009 りんごがひとつ
とっても動きのある前半戦。ワイワイガヤガヤと楽しく読めます。後半戦は思わず笑ってしまうところとほっこり心あたたまるシーンがあって、じんわりきます。かわいい動物たちがもっとかわいく見えるお話。カバがやばい、可愛い。ラスト、とっても好きです。
010 ぜんべいじいさんのいちご
みんな仲良くって大事だよなぁ。そう大人が読んでもジーンとさせられる物語で、しっかりとしたストーリー物です。4〜5歳よりオススメ。この絵本の途中にある、私の大好きな大好きなシーンを最後にご紹介して終わりにしたいと思います。みんな笑顔って、素敵。子どもたちにさ、こんな世界が一番いいよねって伝えられる素晴らしい本です。
今回の紹介はこれにて終了ですが、実はまだまだまだまだ紹介したい絵本が眠っています。
知的好奇心をくすぐられたり、想像力を育ててもらったり、笑ったり泣いたり、勇気をもらったり、私たちが絵本から学ぶことやもらうものって本当にたくさん。
というわけで、また次回お会いしましょう。絵本を愛する勉強犬でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
読み聞かせ会したいですね。
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