サザエさんといえば、誰もが知っている国民的アニメ。
そのアニメの原作漫画は、新聞連載の4コマ漫画です。作者は長谷川町子さん。日本の新聞連載マンガの中では最大のベストセラーということです。
今回は、その英語バージョンで英語が学べないかなというお話です。そんなに新しい本ではないのですが、「サマータイム」など今話題のキーワードにも触れられていたりしてビックリです。
ちょっと中を覗いてみましょうか。
愉快ですね。
私も実際読んでみました。面白いです。
面白いんですが、これがですね、油断すると日本語を追いかけるだけになってしまうんですよ。文中には容赦なくけっこう難しい単語も使われていたりするんですよね。
英語教員の友人にその話をすると、「私は英語を読んでからその訳を見るのが面白いよ」とのこと。英語にポジティブな人はそんな風に楽しむわけですね。
残念ながら僕は違いました。なるほど、これが勉強で苦しむ生徒と同じ気持ちか。数学でも英語でも、そして漫画でも、ちょっとでも抵抗があるものや負荷がかかることは、人間どんどんどんどん楽な方に流れていくんだな。そして、終いには、やらなくなる。
「ラフな気持ちで読んでみましょう」
そういえば以前、ある英語が得意な先生が、教室に英語の絵本を持ってきて、そう言いながら生徒たちに読ませていたのを思い出しました。
失敗やできないことに目を向けすぎると、それは「嫌なもの」になってしまうから。間違いなんて恐れず、わからないところは飛ばして、ラフな気持ちで読みましょう。
改めてそういう気持ちで漫画を見直すと、わからない単語があっても絵と前後のコマでなんとか内容の推理ができて、次々に読み進められるので楽しくなってきました。
「お、英語読んでる」って感覚も出てきて、ちょっとずつ自信もついてきます。
なるほど、これが苦手な勉強に立ち向かう時に必要な気持ちか。
自分自身で再確認した、ある日の出来事でした。
サザエさん、ありがとう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
それにしても漫画って偉大だ。
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