先日は、教室長仲間と久々ランチでした。
その教室長仲間が「FP」の資格をとったということで、雑談がてら将来に関わるお話を色々聞かせてもらいました。
ところで、読者の皆様、「FP」とはなんだかわかりますか?「フライパン」じゃないですよ。
「FP」とは、「ファイナンシャル・プランナー」のこと(フィナンシャル・プランナーと呼ばれることもあるそうです)。
Wikipediaにはこんな風に書かれています。
ファイナンシャル・プランナー(Financial Planner)は、顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。
うむ。なんだか難しそうですが、要はお金のエキスパートってことですね。
色々資格があるらしく、資格の試験勉強など大変みたいです。
本日はそのお話を聞く中で「お、これ生徒に伝えたい一言」と思った文言をご紹介しようと思います。
「自分に合った勉強の仕方ってめっちゃ大切」
それは、資格試験の勉強について話をしていたときでした。
「さすがに資格試験の勉強で三角関数とか不定詞とかの知識を使うことはないですけど、間違いなく自分に合った勉強の仕方は身に付けておいたほうがいいと思いますね」
勉強の仕方!
「暗記にしても問題を解くにしてもやっぱり自分のペースややり方が定まっている人のほうが強いし、早いと思います」
なるほど、なるほど。そりゃごもっともです。迷いがないっていうのは、何かをやる時にものすごく武器になるんですよね。
大人になったって、どんなお仕事に就いたって、絶対に必要になる「勉強」。
その中身はもちろん大事ですけど、もっと大事なのは「勉強に向き合う姿勢」や「勉強の仕方」。
自分に合ったやり方を見つけることなんですよね。
そんな自分に合う「勉強の仕方」って、人それぞれだったりします。
僕は書いたほうが頭に入る派だけど、人によっては暗記シートを使う人もいれば、偉人には見ただけで記憶に残るという人もいる。
脳科学的には「音楽を聞きながら」勉強はあんまり効果的ではないのだけど、「そっちのほうが成果が出る!」という人もいる。
勉強場所だって、静かな所が良いっていう人と、カフェがいいっていう人と、自宅のお気に入りの椅子に座ってが一番!っていう人がいる。
好き嫌いや考え方が違うように、自分に合う勉強の仕方ってやっぱり違うから。
生徒諸君。
今、勉強に立ち向かっているこの期間はさ、大人になっていざという時に「勉強」に困らないようにするための練習期間なのかもしれないね。
どうかな、いくら「嫌だ」って言っても、どうせやらなくちゃならないなら、ちょっとはポジティブに「勉強」に触れてみよう。受け身よりも自分から進んで動いた方が、物事は楽しくなるから。
やらなきゃいけない「勉強」をしながら、今のうちに「自分に合う勉強法」を見つけてしまおう。いずれ「自分に合う」は変わるかもしれないけれど、探し方を知っていればきっとその時にだって役に立つよ。
そして、それを見つけるためのオススメの方法論は、まず量をやってみることだ。いっぱい問題を解きながら、どんな暗記の仕方がいいか、どんなやり方がいいか、どんな場所がいいか、チェックするんだ。
その勉強法が自分に合っているかどうか見分ける方法は簡単だ。目標達成できるかどうか、例えば内申やテストが君にその答えを教えてくれる。
トライしては、エラーして、トライしては、エラーして、君は自分に合う方法を見つけていく。いっぱいチャレンジして、成功や失敗を沢山集めよう。集めたら集めた分だけ、データは貯まって、「君に合う勉強の仕方」の根拠は増えていく。
ほらほら、実験できる時間とモノはいくらでもあるね。
最初のうちは「どうせやるんだから」が合言葉でいい。やっていけばいくほど、自分なりの攻略法が見つかってくるから、不意に現れる楽しみに気づけるはずだ。
「自分に合う」が見つかれば、見える世界が広がる。選べる選択肢が増える。今より少しだけ楽チンに同じことができる。いいことばかりじゃないか。
さぁ、この先の人生に役立つ「自分に合う」を見つけに行こう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
自分は世界にたった一人だからね。
0コメント