以前『考える力を鍛えよう!小中学生にオススメしたい家庭学習にも使える市販教材5つ』でもご紹介したのですが、
使っていく中で気付いたこともあったので、改めてレビューです。
本日は、オススメ教材「算数と国語を同時に伸ばすパズル」のご紹介です。
算数と国語を同時に伸ばすパズル
「はーい、思考力テストやるよ」
すると、「YEAH!」や「やったー」の声。
「宮本算数教室」の宮本先生が作成されたこの教材を、うちの塾では「思考力テスト」と呼んでいます。主に小学生の子たちにこの教材を与えているのですが、みんな大好きなんですよね。
そんな彼らにこの記事用に教材についてなんかコメント頂戴と言ったら、「解けた時の快感がいい」とか、「レベルがちょうどいい」とか、「絵が可愛い」とか色々教えてくれました。
「レベルがちょうどいい」ってのは、「入門編」「初級編」「中級編」「上級編」そして「分数編」と分かれていて、好きなところから始められるからかもしれませんね。
うちの塾生の小学校6年生たちは、中級編から入って、只今上級編で闘っております。小学生低学年たちは入門編を楽しんでおります。
中身は大きく分けて2つの要素に分かれています。
まずは、たし算パズル。
シンプルなルールですが、考えて答えを出せた時の快感ったら。ガッツポーズする子もいます。勉強していてガッツポーズ。嬉しくないですか?
もう一つは、推理パズル。ページを開けば、みんな名探偵になってくれます。
見た目から面白そうですよね。さすがに上級編になると、考えることが多くなって苦戦していますが、なんだか楽しそうにやってくれます。
それぞれ、やり方も書いてあるので安心。自由にやる子もいますけどね。
思考する時間は、勉強の経験値を貯める時間でもあります。脳に負荷がかかっていますからね。そして、その状態を続ければ続けるほど、勉強の体力のようなものがついていきます。
また、考えるときに手を動かすことや、表を綺麗に(自分がわかりやすいように)書くこと、推察することなど、勉強するときに必要な基礎的な力が自然に身につきます。貪欲に答えを求めてやるからですね。自然に一番いい方法を模索し始めるのです。
それが楽しくできるなんて最高じゃないですか。
そういえば同じ教材かどうかはわかりませんが、小田原のすごい塾、慧真館のりんごくんもこんなつぶやきをされていました。
小4生に宮本算数教室の計算パズルを2ヶ月やらせてみたんだけど、見違えるほど思考の忍耐力がついた。分からない問題があればすぐに諦めていた子が、粘って試行錯誤できるようになった。小学生のうちは計算ドリルのようなスピード系よりも、時間をかけて考えるパズル系のトレーニングの方が効果が高い。
— りんごくん@慧真館 (@keishinkan) May 28, 2019
そうですね。諦めない気持ちが養えるというのも大きいです。ウンウン唸りながら、あの手この手を駆使しながら、それでもたくさん壁にぶつかって、だけど最後に快感にたどり着く。そうして、ハマっていく。勉強って本来すごく面白いものですからね。こういった問題がきっかけになったら嬉しいですね。
素敵な教材に感謝です。個人的には、最近、藤沢のジュンク堂に平積みされていないので、買うときにネット経由なのが残念(なぜか本屋で買いたい派)。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
中には自分で問題を作り出す子も。いつかご紹介しましょう。
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