宿題という響き、
あんまり好きな人は居ないと思いますが、
なんとなく大切だなぁって感じはしますよね。
授業中に講師と一緒に登った山を、
家で一人で登れるかどうかを確認するのが、宿題の目的の一つです。
では、その宿題。
いつやるのがベストなのでしょうか。
宿題はすぐにやった方が良い。
そうです。その通り。
では、それはなぜなのか。
理由の一つとして、
「その方が忘れていないうちにできて早く終わるから」が挙げられます。
エビングハウスさんの理論によると、
人は一時間後には半分以上のものを忘れてしまうらしいのです。
恐ろしいですが、胸に手を当てて考えてみれば、
確かにそうだなぁ、と大人の皆さんも納得できるのではないでしょうか。
勉強は出来ると面白くなるもの。
忘れていないうちにやれば、出来ます。自信がつきます。
その為にも「宿題は早くやった方がいい」のです。
また、エビングハウスさんの忘却曲線によると、
宿題で、授業でやった範囲をすぐに繰り返すことで、
記憶の定着化も図ることができるそうです。
短期記憶を長期記憶にして、忘れにくくさせるのです。
早めにやれば、
約束を守ることと同時に、
自分自身も楽になる宿題。
できれば、授業をしたその日、
最悪でも2日以内、
とにかく早めにやるのがベストではないでしょうか。
そんな説明をしたら、生徒の一人がぽつりと言いました。
「宿題出さないのが楽さではベストだけどね」
そういう問題じゃない。
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