一般的に小学校5年生で登場する割合は、
小学生の中でも最難関単元と言われるほど、
計算やら単位やらあれこれで大変です。
コツは迷ったら簡単な数字に置き換えてみること。
登場人物は「もとにする量」「比べられる量」「割合」の三人ですから、
落ち着いて考えれば必ず解けるはずです。
たとえば、5は10の何割?という問題なら、
5÷10=0.5
小数点を2つずらし、50%つまり5割となります。
この例題だけを覚えておけば、数字が難しくなっても、
簡単に応用が可能ですね。
同じく難関単元の「速さ」と同様に、
「はじき」のような表を使うのもおすすめです(写真)。
型に当てはめる方が式を立てるのは楽ですからね。
本日の本題は別です。
以前の会社の上司に、
こんなお話を聞いたことがあります。
「じんせいの、わりあい」
あるところに、おじいさんと小学生6年生の子どもが居ました。
おじいさんが問います。
「人生を100とすると、いいことと悪いこと、どっちが多いと思う?」
子どもは答えます。
「半分とちょっと悪いこと。だって大変な事の方が多そうだもん」
「いいことは見失いがちだからね。でも、一つ覚えておくといい」
そう言いながらおじいさんは紙に鉛筆で言葉を書きました。
じんせいの、わりあい。
「君は笑う時はどんな風に笑う?」「わははは」「そうだね」「うん」
「じゃあ泣くときは?」「シクシク」「じゃあシクシクで計算してみよう」
そう言うとおじいさんは今度は式を書き始めました。
わははは、は8888だから、8×8=64。
シクシク、は4949だから、4×9=36。
「足してごらん」というおじいさんの言葉よりも早く、
子どもは足し算をして100という答えに辿り着いていました。「おお」
だから人生はきっと。悲しみや苦しみよりも多くの、
喜びや楽しみに彩られている。だからね、
安心して大丈夫だよ。そう言っておじいさんは笑いました。
長く生きている私が言うんだから間違いない。
考え方は人それぞれ。
コップに入った半分の水を見て、
「まだ半分ある」「もう半分しかない」と色んな見方の人が居るのと同様に、
このお話を聞いて、
「なるほど人生の割合か。そういう考えもありだな」と思う人もいれば、
「ただの後づけでしょ」という人も居るでしょう。
大切なのは、その色々な「それぞれ」を知ることではないでしょうか。
人と人は、違うから面白い。
その面白さを、楽しめる世の中であればいいなと思います。
本日もお越しいただいてありがとうございます。
あなたにとって、僕にとって、今日もHAPPYが多い一日だといいな。
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