僕も、ブログによって救われたうちの一人だ。
ブログがなかったら、きっと出会っていなかった人がたくさんいるし、もしかしたらこうして塾を続けられていなかったかもしれない。普通に暮らしていたらうちの看板なんて目に入らない場所から、わざわざ通ってきてくれる子がいるのもブログ効果だ。それに、ブログを通して出会った保護者の皆様は、みんな素敵な方ばかりで、嬉しい。毎日ハッピー。ブログと、それを見つけてくださった皆様に、心から感謝したい。ブログって、いいね。
いきなり「その秘密はこちらをクリック!」みたいな広告風になっちゃったが、今回の記事では「集客のためにブログをやりましょう!」なんて言いたいわけじゃない。今日、ブログを書くことをオススメしたい相手は、塾の先生だけじゃなく、保護者の皆様や、今これを読んでくれているあなただ。
ブログを書くだけで、得られるものがある。誰にも見られなかったとしても、書くことで頭の中が整理されたり、気付きがあったり、ワクワクできたりする。言葉を紡ぐことには、リラックス効果だってある。それに、そんなこんなで続けていると、たまに思わぬ贈り物を貰えることもある。まるでブログの神様がいるかと思えるような。まぁ、いるならもう少し優しくしてほしいんだけど。
最初に申し上げておくと、書いたことを誰かが見てくれるというのはオマケみたいなものだ。しかも、それはコントロールすることができない。だから、そこであれこれ悩むのは後回しにしよう。
まずは書くこと。いやいや、もちろん、無理にというわけじゃない。今日は「心のどこかでは書きたいけれどなかなか書き出せない」とか「どうせ続けられないしなぁ」と思っているあなたにこそ届けたい記事を書こうと思う。きっかけはLINE@にいただいたご質問である。
それでは、ブログの始め方から続け方まで、段階を追って説明していこう。
目的を持つ
僕は別に誰彼構わず「ブログを書こう」と言っているわけではない。くすぶっている何かがある、そんなあなたに向けて書いているのだ。
「え、ブログなんて最初から書く気ないよ」という方や「もう続けてるよー」という方は、ここで離脱である。この先どんなに読み進めても、あなたにとって有益な情報は一つも出てこないだろう。もしくは「え、お前の言うことなんて聞きたくないよ」という方も離脱だ。むしろよく来たな。
わざわざ来てくれたのに本当に申し訳ない。え、いつも有益な情報なんてないじゃないかって?無視である。そうは言っても途中では出づらいだろうから、一応締めの言葉を書いておこう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
明日の記事は、きっとあなたにとって有益なものになるように、本気で頑張ります!
…誰も残らなかったらどうしよう。そんな不安と戦いながら、続けていく。
もしも心のどこかにくすぶっている何かがある方は、ぜひ自分自身に問うてほしい。
「なぜ自分はブログを書くのか」
その答えはなんでもいい。でも、それがないと、きっと続かない。一つでもそんな目的があればいい。なければ書く必要もない。
一つでもあったら、それを大切にしよう。どんなことだっていい。「集客のツール」でも、「特定の誰かに読んでもらいたい」でも、「吐き出したい」でもいい。今はまだ小さな、あんまり具体的に想像もつかないような火でも、これから薪をくべていけば、信じられないほど大きくなっていくのだから。
見つけた?
ならそれを、まずはしっかりと抱きしめよう。ギュッとして、離さないように。自分だけの、宝物にしよう。
ブログを始める
やっとブログを始めるくだりである。
まずはブログを書く場所を決めねばならない。世の中にはいろんなブログサービスがある。「ワードプレス」だったり「アメブロ」だったり「はてなブログ」だったり「NOTE」だったり。
別にどれでもいいと思うが、肝心なことは、最初にあんまりパワーをかけすぎないことだ。最初張り切るのは三日坊主の典型である。
よほど腕に自信があるならいい。未来が見えているならいい。でもね、そういう方はもうとうにブログやら何やらを続けていて、ここには来ないはずだ。もしくはさっきので帰っているはず。
ハードルを下げよう。もう「バカにするなよ!」と自分で自分に怒りたくなるぐらい下げよう。僕の好きな本「小さな習慣」にもそういう習慣の作り方がいいと書いてあるから間違いない。そう、なるべくシンプルに始めよう。
だから、ブログを始めようとした時、いくら「ワードプレスがいいぜ」とか言われても、安易な気持ちで手を出すのはやめよう。ちょっとでも面倒くさいと思ったことは、3・4日で手がつかなくなるのが人ってものだ。
右も左も分からない中なら、タダで知識もいらずに始めることができるこの辺りがオススメだ。
・アメブロ
・アメーバオウンド(このブログはこれを使っています)
「うーん、どれもよくわかんない」と思うなら、じゃんけんでグーが好きなら一番上、パーが好きなら真ん中、チョキが好きならチョコレートを食べればいい。そのぐらい適当に選んでも大丈夫。基本、どれもいいサービスである。
押した?決めた?「ブログを始める」とか「開設する」とかのボタン押した?そしたら言われた通り入力してほしい。名前とかまずは適当でもいい。ここで待っているから、ゆっくりで構わないので、さっさと登録しなさい。
できた?おめでとう!これで、あなたもブロガーの仲間入りです。
早速何か書いてみよう。書けないと続けられないからね。どのボタン押せば書けるのか、どうやったら文字を大きくできるのか、投稿するにはどうしたらいいのかなど色々試してみよう。一通りやってみて、記事が書けたら拍手をしよう。
最初の記事はなんでもいい。タイトル「うんこ」とかでも構わない。どうせ誰も見てない。全然気に入らなかったとしても安心して欲しい。後で消せる。
レイアウトとかは後回しでもいいけど、そういうのが好きなら色々設定しちゃおう。選ぶだけでオシャレな背景になったりするから便利だよ。
あ、ブログはさ、パソコンで書く?スマホで書く?どのサービスも基本連動できるから、使いそうなデバイスにはブログサービスを登録しておこう。アプリとかね。いつでもちょっとした隙に書けるようにしておくと楽チンだ。でもこれも別に焦んなくていい。
最初の1記事が書けたら次のステップへ進もう。あ、色々いじくりたい人は、ここで休憩がてら色々触ってみるといいですね。
ブログを書き続ける
さぁ、もう最後のステップである。
最初に書けた記事はどのぐらいの長さかな。一行?三行?え、10行超えた!?ちなみに、長ければ長いほど要注意である。
改めて言おう。大事なのは、最初にパワーをかけすぎないことだ。最初から気合入れてやると後が続かない。
例えば腹筋。痩せようと思って一日目気合入れて100回やるけど、二日目三日目と「昨日頑張ったし」みたいな感じになって同じようにはできない。少しでも体調悪くなるとやらない。それではやっぱり続かない。
一日でやることを、たとえインフルエンザになっても続けられるぐらいの量に設定することがベストだ。腹筋なら5回とか?10回とか?「バカにすんなよ!」と自分が思うぐらいが妥当である。
これが一ヶ月、三ヶ月と続けられれば、後から自然に量は増やせるようになる。
ブログも一緒である。まず大切なのは、続けることだ。
書けば書くほど慣れるから、早く文字が打てるようになるのはもちろん、アイディアも容易く出てくるようになる。うん、容易くは嘘ついた。少なくとも僕はまだ全然容易くない。早く容易くなりたい。
容易くは嘘でも、アンテナが張れるようになるから、最初の頃よりは少しだけ楽に書きたいことが見つかるようになる。
その状態までいくために、まずは書くのだ。
一行日記とかいいじゃん。そこに写真つければさらにそれっぽくなるじゃん。塾の先生だったら「オススメ教材」とか写真撮ってコメントと一緒に載せてもいいじゃん。慣れてきたらそこに考えたことや面白かったことを加えてみてもいいじゃん。一日生きてりゃ色んなことがあるでしょ。それをとにかく書いてみりゃいいじゃん。思ったことを綴ってみればいいじゃん。
一行なら一分で書けるでしょ。ちょっと多めに時間取れたら、三行とか書いてみるといいじゃん。たまになんか名言っぽいのが浮かんじゃって、ちょっと自分で「おお」とか言ってみてもいいじゃん。続けている自分に拍手しながら、自分で書いて自分で見ているぐらいがちょうどいいじゃん。
大事なことだから、もう一度言うね。
最初なんて、誰も見てない。誰に気を使う必要もない。練習のつもりで書き続けよう。そのうち、予想もしなかったことが起こる。
誰かに見てもらえるのだ。
その時は不意に訪れる。ほとんど金縛り状態だったアクセスカウンターが、静かに、だけど確かに、動く日がやってくるのだ。
最初のうちはそれは誰かじゃなくて、「なんだやっぱり自分か」だったりするんだけど、続けていると、1が2に、2が3に、3が6に、6が10になる日が必ずやってくる。「え、これ全部自分じゃね?」と疑いながらも、その疑心暗鬼をかき消してくれるような日が必ずくる。
想像してみよう。ひとりぼっちだと思っていた世界に、誰かがいた時の喜び。誰かに自分の言葉が届いた時の喜び。それにハマったら、もうあなたは抜け出せない。ブログ天国にようこそである。地獄かもしれないが、この際どっちでもいい。そしたらもう勝手に続いていく。
その日のために、書き続けるのだ。それでも、どうしても書けないと言うのなら、仕方ない、お題を差し上げよう。以下から選んで書いてみればいい。
- ブログを始めたきっかけ
- 好きなブログ
- 今気になっているブログ
- 好きな犬
- 最近ハマっているブログ
- 毎日見ているブログ
- あるブログの感想
- ブログと私
- 部屋とYシャツとブログと私
- 誰かに紹介したいブログ
- 外貨に両替したいブログ
- ノーブログノーライフ
もちろん、このブログのことが書けたら大正解である。忘れるなよ!
なんて冗談はさておき、最後の締めに入ろう。
ここまでグダグダと続けてきてしまったが、もう皆さんお分かりだろう。こんなよくわかんない感じでも、別に記事になるのである。
もう一度冒頭を思い出して欲しい。「必見!世界一簡単なブログの始め方と書き方と続け方のお話」なんて大層なタイトルをつけてしまったが、あなたはそのタイトル、覚えていただろうか?そう、みんな忘れるのである。好きなこと書いても別に誰にも怒られない。というか、みんなあんまり見てない。
「おい、全然必見じゃねえぞ」って言う人も、「世界一って何が基準ですか?」とかって言う人もまったくいない。もしいたら、ごめんなさいと言えばいい。「世界一は、世界一ブログって言った記事です」とか言っておけばいい。
そのために今言っておこう。ブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログ×5億。
こんなこと書いても大丈夫。
だから、好きに書こう。好きなこと書こう。だって、君のブログだもん。ここは僕のブログだもん。
「読みたいことを書けばいい」っていう本も今やベストセラーみたいだもん。
いいじゃん、やってみれば。
書いてみれば。
そしたら、何か変わるかもしれないよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
世界一のために、もうちょっと言っておこうかな。
ブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログブログ。もはや狂気。
0コメント