いきなりですが、最初に注意点を一つ。合格者最低点と銘打っていますが、あくまで参考値です。全県模試の伸学工房さんのデータを参照しているとのこと。すべてを追いきれているわけではありませんし、集めたデータ(生徒や塾の申告)が確かかどうかはわかりません。
それでも、神奈川県公立高校入試は、子どもたち個々人の答案がすべて返却されるので、他の県と比べても、はっきりとしたデータが出てきやすいです。透明性がある入試ってことですね。
それらを踏まえた上で、カナガクさんに掲載されている近隣の高校を抜粋してみました。基本500点満点(英国数理社各100点)ですが、重点配点(傾斜配点とも呼ぶ)があるところは、その傾斜によって計算されています。さすがですね!
()で括られている数字は、カナガクさんに掲載がなかった高校で、あくまで独断と偏見と経験を頼りに僕の方で予想した点数です。参考の参考の参考値ぐらいでご確認ください。
え、そもそも「二次選考」ってなんぞや、という方はこちらの記事がオススメです。
簡単に言ってしまえば、基本「学力検査の得点と面接だけ」で合否が判定される選考ですね。一次選考と同時に行われ、定員の1割弱が選抜されます。
ちなみに、表にある湘南高校や横浜翠嵐高校のような偏差値上位校では、別に特色検査という独自のテストも行われており、その得点も二次選考の合否に影響します。
「え、一次選考?二次選考?なんのこっちゃ?」という方は、入試制度全般をシンプルにまとめた記事もございますので、こちらをご確認ください。最新版に更新してあります。
こちらの高校一覧図にも、各高校の偏差値や雰囲気とともに基本的な情報をまとめているので、参考になれば幸いです。
上記の通り、この合格者最低点は前回の入試のものであり、今回のものが同じようになるかどうかはわかりませんが、一つの目安にはなるのではないでしょうか。
例えば、昨年の入試問題を解いてみて、これ以上の得点になるとちょっと安心しますよね。もちろんそこに何の保証もないのですが、長いマラソンのような入試、そうやって心のパワーを充電することも大切ですからね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
もっと公立高校入試がシンプルで身近なものになるように、入試制度簡単説明シリーズも続々アップしていきますね。
0コメント