どうも、「鈴虫の鳴き声は電話じゃ聞こえない」という雑学をさっき聞いて驚きを隠せない勉強犬です。あ、犬の鳴き声は電話越しでも聞こえます。どうも周波数の関係らしいです。風鈴やセミの音も聞こえないんだとか。試してみてね。
いきなり雑学をぶっ込んでみましたが、人間には本来知識欲ってのがあるんですよね。ものを知るということは楽しいことなのです。生徒たちにもこの喜びを味わってほしいなぁ。
じゃあ、ものを知れる道具として有名なものって?
辞書でしょ。
というわけで辞書シリーズの第二弾です。
本日は、「テスト対策の強い味方!学校ワークの使い方」がテーマです。
学校ワークの使い方
以前、違う塾にいた時にですね、保護者の方からの要望もあって、学校のテストにどこからの出題が多いか調べたんですよね。
幸い社員も講師も多かったので、人海戦術。30校ぐらいの藤沢市・鎌倉市・横浜市・綾瀬市・大和市などの中学校を調べたかな。
ちょっと当時の記憶は薄れがちですが、結果はダントツで、学校ワークからだったことを覚えています。あの学校からもらうワークで、よく提出物になるやつね。多いところだと9割ぐらいカバーしていましたね。ということは、学校ワークを完璧にしていれば90点はとれるということです。
もちろん地域差もあるでしょうから、それが絶対というつもりはありません。でもね、テスト勉強の強い味方になることは間違いないと思うのです。
ですから、今日はその使い方について迫ってみましょう。
学校ワークの使い方、
コツは「トリプルアクセル」です。
学校ワーク 1周目
多くの場合、学校ワークは提出物となっていますから、みんな1周はしますよね。
どうせやるなら、この1周目を有効活用しましょう。
有効活用というのは、チェックと仕分けに使うということです。
問題を解いて、(1)できる問題 (2)あやしい問題 (3)できない問題 に分けていきましょう。(2)と(3)には印をつけておきましょうね。この1周目はなるべく早く、気楽に行うぐらいがいいです。わからない問題にじっくり取り組むのは2周目でいいです。ファーストコンタクト時に二度目の戦いまでしようとすると、どうしても時間がかかってしまいます。簡単に解説を読むぐらいでいいでしょう。理解できたらグッドです。
まず自分で決めた範囲までとりあえず1周すること。そこで全体を俯瞰することが大切です。
くれぐれも、テスト前ギリギリにやって、赤で答え写して終わるなんていう意味のないことはしないようにね。
もしこの1周目が全然できないということであれば、教科書などで覚えなおしをしてから、もう一度チェックに戻ってきましょう。
学校ワーク 2周目
2周目です。
ここでのテーマは、「じっくり解き直し」です。一番時間をかける部分。
上記で見つけた(2)と(3)について、問題を理解し、自力で解く練習をします。繰り返しますが、ここはじっくり時間をかけてかまいません。教科書や教材を使って調べるもよし、学校や塾で先生に質問をしてもよしです。
また、自分の目標の点数に応じて、どのレベルの問題まで練習をするか を決めておきましょう(応用問題は飛ばす等)。
前述の通り、1周目と2周目を同時にやろうとすると効率が悪くなり、時間が足りなくなるので要注意。
この2周目に慣れてくると、自分が大体どのくらいで2周目を終えられるかが想像つくようになってきます。受験生としてやることが多くなる中三生時にその力が備わっていれば、テスト前の勉強のペース配分が楽になりますね。
学校ワーク 3周目
さぁ、大事な3周目。
2周目で「わかった!」となっているものを、本当に「できる」の状態になっているかチェックです。
それに、 人間は忘れる生き物。一度できたからといって、次もできるとは限りません。テストでちゃんと「できる」ように、その確率を高めるための3周目です。
高得点を取る人は、これを徹底しています。素早く的確に3周目をこなしていくわけです。
もちろん、4周目5周目とチャレンジしてもいいんですよ。あとは時間との勝負です。
もしも、「繰り返したいけど、もう学校ワークの問題覚えちゃったよ」という方は、代用できる教材を先生からもらうと良いでしょう。
まとめ
さて、ここまで学校ワークの活用法というテーマで書いてきました。
1週目と2周目と3周目以降では、目的が違うことをおわかりいただけたでしょうか。
実はですね、勢い余って、これを書いている間に、ある生徒に「いいか、学校ワークはトリプルアクセル作戦で臨むように!」と力説したんですよね。まぁ、その子がフィギュアスケート好きだったからその名前にしたんですが。
そしたら、返ってきた衝撃の一言。
「トリプルアクセルって、3回転半だよ」
…3周以降の色々を「半」で表現しているわけです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ただ繰り返すんじゃなく、目的が大事ってことね。
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