こんにちは、高校見学好きの勉強犬と申します。
今回の「僕や私の神奈川県素敵な公立高校シリーズ」は、横浜駅から徒歩10分の好立地にある「横浜平沼高校」さんを特集します。
おそらく神奈川県公立高校一位の更新数を誇るHPはこちら。
公立高校一覧図だと、右側の真面目ゾーンにありますね。
県立トップの横浜翠嵐高校さん同様、天下の横浜駅から徒歩で行けるので、うちの塾がある藤沢市からでも、距離的には余裕で通えちゃいます。同じく次の入試から特色検査を実施する運びとなった、鎌倉高校さんや茅ヶ崎北陵さんと比較してみるのもアリですね。
それでは、その実態に迫っていきましょう。
今回の記事を書くにあたり、読みやすいように架空のインタビュー記事にしてみました。お話をお伺いする相手は、横浜平沼高校OBや横浜平沼高校の先生のご意見やお話やデータをこれでもかというほどインプットした、最新鋭の進路相談ロボット「平沼くん1号」です。ここだけフィクションです。
インタビュアーは、私勉強犬です。よろしくどうぞ。
横浜平沼高校インタビュー
勉強犬「本日はよろしくお願いします」
平沼くん「よろしくお願いします」
勉強犬「それにしても、綺麗な校舎ですね。なんでも平成4年に建てられたとか。けっこう物理的に高いですが、何階まであるんですか?」
平沼くん「7階まであります。一番上が図書館ですね。3階からプールや体育館へも行けます。トレーニングルームや小ホールもありますよ」
勉強犬「すごい設備。立地もいいですし、最高ですね。あ、立地で思い出しました。基本データを教えていただいてもよろしいですか?」
平沼くん「もちろんです。こちらになります」
横浜平沼高校基本データ
創立:1900年(県立で二番目に歴史ある伝統校。元々は女子校だった)
生徒数:911名(男子266名、女子645名)
授業:2学期制 55分×6時限
登校時間:8時40分 駅:相鉄線「平沼橋駅」より徒歩4分 「横浜駅」より徒歩10分
勉強犬「ありがとうございます!来年で120周年…!!すごい」
平沼くん「長さでいえば、希望ヶ丘さんに次いで、ですかね。来年度、セレモニーなどを考えています」
勉強犬「立地が立地だけあって、いろんな場所から生徒が通われているんですよね」
平沼くん「はい。年によっても変わりますが、横浜はもちろん、川崎や相模原や藤沢の方から通ってくれている子もいます」
勉強犬「卒業生には、アナウンサーの羽鳥さんなど著名人も多いですね。あと、女子生徒が多いイメージがあります」
平沼くん「そうですね。7割ぐらい女子ですね。もともと女子校だった名残もあるのかもしれません」
勉強犬「校舎も綺麗ですから惹かれるのかもしれませんね。校門前には、部活などの横断幕もたくさん貼られていました」
平沼くん「部活は盛んですね。加入率はほぼ100%だと思います。兼部している子もいますよ。運動部では、全国大会にも出ているダンス部や、ハンドボール部、弓道部などが人気です。文化部は、かるた部や茶道部、吹奏楽やオーケストラ部などがあり、活発に活動しています」
勉強犬「多彩な部活動がありますよね。行事はけっこう熱が入りますか?」
平沼くん「そうですね。普段はおとなしい子が多い印象なのですが、体育祭や平沼際(文化祭)、合唱コンクールといった行事は、生徒各々が主体となって、元気に開催されますね。講演会や校外学習、マラソン大会やスポーツ大会なども実施します」
勉強犬「国際的な取り組みも増えてきたとか」
平沼くん「はい。グローバル教育研究推進校として、留学生の受け入れやオーストラリアへの10日間のホームステイといった取り組みを行っています。海外で活躍する卒業生たちを招いて行うセミナーも好評です」
勉強犬「おお、グローバルな取り組みとしては、これから更なる展開がありそうですね。ちなみに、先ほどお話にもありましたが、御校の先輩たちを見ていると、おとなしい子が多いという印象なのですが、それについてはどうですか?」
平沼くん「はい、真面目ないい子が多いです。横浜駅もこれだけ近いのに、なんだかはっちゃけて遊んでいる印象はありませんね」
勉強犬「いろんな中学校から人が来ているというのも、その印象作りに一役買っているのかも」
平沼くん「そうですね。入学から、同じ中学校の子が集まってワーワーやるというよりも、初対面の子が多くてだんだん少しずつ仲良くなっていく感が強いかもしれません。最初は一人ぼっちでも、安心して来てくださいねと胸を張って言える学校です」
勉強犬「うん、なんだかそんな雰囲気を先生方や卒業生たちからも感じます。あ、今年から学力向上進学重点校エントリー校に手を上げられ共通特色検査も始まりますが、意気込みはありますか?」
平沼くん「そうですね。学習面の強化でいえば、アクティブラーニング用に授業時間も変更し、ICTの導入も順次進行中です。放課後や夏期などには、スタディショップといった教科の垣根を超えた教養講座や、受験用講座の数も増やしました。元々、学校で自習していく子が多いのですが、その文化をさらに強めていきたいと思います」
勉強犬「ちょっと耳の痛い話をするとすれば、近年、合格実績において、国公立大学や難関私大といった早慶上理・GMARCHなどの合格人数が減っているのが気になります。この辺りはどうお考えですか?」
平沼くん「そうですね。ここ最近は、定員厳格化による大学受験難化で、指定校推薦やAO入試に人が流れたことも一因かと考えています。三分の一弱が推薦で進学しました。安全志向が強くなったことが一つあります」
勉強犬「やっぱりそうですよね。伝統校ということもあって、県立高校の中では、豊富な指定校推薦枠があるイメージがあります。良い悪いということではなくて、短大や専門学校の割合も進学校の中だと高めの印象です」
平沼くん「先生の『生徒数がもし100人だったら』の記事内にある鎌倉高校さんとか茅ヶ崎北陵さんと比べても高い割合の数値ですよね。保育や看護系の短大・専門学校に進学する子が多いです」
勉強犬「なるほど」
平沼くん「多彩な進路があることは悪いことではありませんし、推薦で合格することもそれは同様ですが、もうちょっとチャレンジしてもいいかなという実力の子が沢山いることも事実です。その子たちの力を伸ばし、自信をつけさせるためにも、模試やGTECなどを積極的に採用しています」
勉強犬「このままでいいとは思っていないということですね。本当に素敵な学校だと思うので、学力を伸ばすという面でも、非常に期待しています」
平沼くん「ありがとうございます。見ていてください」
勉強犬「昨年から倍率がどう変わるかも注目ですね。今年の説明会をみると、特色の影響はそんなになく、好調の様子ですが。それでは最後に、この横浜平沼高校さんの強みとは?」
平沼くん「一人一人が居心地いい場所、ですかね。少なくとも僕はそうでした。この高校で良かったって思っています」
勉強犬「それは、とっても素晴らしいことですよね。本日は、ありがとうございました」
平沼くん「ありがとうございました」
その他の高校情報はこちらから。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
今回見学を快く受け入れてくださり、ご丁寧に説明いただいた佐藤副校長先生、並びにそのような機会を設けてくださった神奈川県私塾協同組合の皆様、本当にありがとうございました。
0コメント