その日は、やってくる。
点数が左右する選択肢の奪い合い。
鼓動が早まり、手は震え、不安が襲い、自分が限りなく小さくなる。
勝手な空想の中で巨人に囲まれ、押し潰されそうになりながら、
それでもなお、必死で前を向く。
粉々になりそうな自信と、バラバラになりそうな知識をかき集めて、
君は前を向く。
その日は、やってくる。
凍える寒さの中でも、消えない炎のぶつかり合い。
止まってしまう足に、伸ばせなかった手。
最悪のイメージばかり浮かんでしまう、そんな時はさ。
振り返って、君が歩いてきた道のりを見てごらん。
君が刻んできた足跡を見てごらん。
孤独の闇と向き合った夜も、
悔しくて泣いたあの瞬間も、
すべてはちゃんとここにつながっている。
君の足跡が、君の武器だ。
君の足跡が、君の誇りだ。
君の足跡が、君の道標だ。
それを胸に、存分に闘えばいい。
その日は、やってくる。
「これまで」と「これから」を繋ぐその日に、
続いた足跡は、未来への道筋を示すだろう。
感謝と希望を胸に、無限大の想像力とありったけの知識を頭に宿らせ、
威風堂々と、闊歩せよ。
荒唐無稽と罵られても、
「お前には無理だ」などという言葉に憚られても、
決めるのは他の誰かじゃない。
行く道を決めるのは、君が歩いてきた、その道だ。
進め。
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写真はRPG好きな生徒用の足跡記録表です。
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