写真にはうつらない大きさがあるから。
なんて、リンダリンダ風に始めてみましたが、そう、『MAPS』はとにかく大きい本なんです。
その大きさ比べてみましょう。
いかがでしょう。
え?大きさを強調するためにわざと小さい本と比べてないかって?
そ、そんなことないですよ。では、本屋大賞を獲ったあの有名な本『かがみの孤城』とも比べてみましょう。文庫本じゃなくてハードカバーの本ですよ。
ね。
おかげで本棚に入らなくて大変です。置き場所募集中。
でもでも、買って後悔はありません。それなりにお値段もするんですけどね。え?いくらぐらいなのかって?楽天とアマゾン載っけておきましょう。
アマゾン
楽天
ね、そこそこでしょう。
でも、本屋さんで見かけた時からずっと欲しかったんですよね。藤沢は意外と本の街。どこへ行ってもちょいちょい視界に入ってきていたんです。
そんな折、生徒とたまたまこの本の話になり、「あのおっきい地図の本好き。青いのは持ってる」と。その言葉に「やっぱりいいよねー。じゃあ茶色い版、教室に置いたら嬉しい?」と半ば誘導的に質問し、「嬉しい」とのお声をいただいたため、購入を決意しました。
蒼と茶色いって何?という方のために説明しておきましょう。青いのは普通版のこと。茶色いのというのは愛蔵版で、載っている絵や国が増えています。「限定」の言葉にも惹かれましたが、ネットでバンバン売っているあたり、しばらく手に入らないことはなさそうですが、どうなのでしょう。
ともかく、こうして僕は大判絵本を手に入れたのでした。
感想を綴っていきましょう。
MAPS 感想
MAPSって入れ替えるとSMAPになるんですね。
…はい、僕がこの本を読んで抱いた感想は3つです。
- お洒落で凝っていてテンション上がる
- ついつい見ちゃって学びになる
- コミュニケーションツールに最適
それでは、一つずつ見ていきましょう。
1、お洒落で凝っていてテンション上がる
表紙を開くとこのページです。
どうでしょう、わざと古っぽくしている感じ、心をくすぐられますよね。なんだかこれから冒険が始まるような、ワクワク感をもらえます。
そう、まず最初のわかったことは、この本を見える位置に置くだけでワクワクするということです。
表紙裏がポスターになっているので、それを壁に貼ってもいいですね。とにかく見える位置にあるとテンション上がります。
逆に、テンション上がらない方はこの本向きじゃないのかも。お子様に、という方は是非本屋で反応を確かめてみましょうね。
2、ついつい見ちゃって学びになる
もう多彩でカラフルなイラストが素敵。
僕も最初は行ったことのある国中心で見ていたのですが、途中からページをめくる手が止まらず、いろんな国を旅していました。
イラストを見て更に気になるモニュメントがあれば、ネットやアースボールで調べたりね。
各国に多い名前なんかの情報もあって、ちなみに日本は「みさき」と「あきら」だったんですが、本当かなと思って調べてみたんです。明治安田生命さんが発表している名前ランキングによると…
男の子
1位 ハルト
2位 ソウタ
3位 ミナト
女の子
1位 メイ
2位 ヒマリ
3位 ハナ
違うやん、と思わず突っ込みそうになりましたが、調べ方や時代にもよるのでしょう。また、著者の方が海外の方ということで、その視点からの日本の情報はなんだか新鮮でした。
みたいな感じで、どんどんのめり込むこと必至です。注意です。
3、コミュニケーションツールに最適
前述の通り、本が大きいですから、誰かと一緒に見ることができます。
お家でお子様と、塾で生徒と、我が家で友達と。「あ、ここ知ってる!」や「お母さんここ行ったことあるんだよー」みたいにあれこれお話ししながら見るのもいいですし、無言で一緒に眺めている時間も立派なコミュニケーションになるのではないでしょうか。
ウォーリーを探せ風にしてみるのも面白いかなと思いました。予めこっちで探すものを決めておいてね。
まだまだこの本の持つポテンシャルを引き出し切れていない気もするので、また素敵な読み方があったら共有致します。
とりあえず、「茶色い本が読みたい」と言ってくれた子が喜んでくれていたので何よりでした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
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