なかなか概念を上手に捉えられていない生徒の演習用に、前々からこんな教材をコツコツ作っていました。その名も「イメージのドリル」。
それこそイメージ図を見てもらうほうが早いですかね。こんな感じです。
まずは速さ。たまに徒歩の速さを求める問題なのに、時速120キロとかいう答えを出してきてギョッとする場面がありますが、その予防にも使えるかなと。
「時速60キロ。あー、1時間で60キロ移動するってことね。ってことは、1分で1キロ?歩きじゃ無理やん」みたいな感覚をつけてほしいですね。
続いては、割合。もちろん丁寧に計算することは大事なんですが、その前に少しあたりをつける感覚を養ってほしいんですよね。それがそのままダブルチェックの役割も果たすと思うんです。
また、大人になった時もお得な買い物ができることや騙されにくくなることにつながりますよね。思考の最適化みたいなものも目指したいです。
次は、角度。「いやいや、それもうパッと見た時点で違うっていうの絶対わかるでしょ」というような問題を間違える子が、どんなところから理解できていないのかを把握するのにも使えるかなと。
あ、別に見ただけで答えるのを推奨しているわけじゃありませんよ。きちんと測るなり計算したりはしましょう。これは答えを出す練習ではなく、あくまで、角度の概念を理解しているかどうかの確認用です。
他にも「重さ」とか「広さ」とかいろいろあるのですが、挙げるとキリがなくなっちゃうと思うので、今日はこの辺で。また折を見てご紹介していきますね。
こういう問題でわかることって結局「頭を使って考えてるか」だと思うんですよね。ただ単に覚えているというだけじゃなくて、そのものが何か知っていて、使えることが大事。応用できるということが知識の大切なポイントだと思うのです。
こちらのドリル、必要そうな生徒たちに演習してもらいながら、改良を重ねていきたいと思います。具体的には上記のような表紙ページの次にひたすら問題を載っけていこうかなと。
ただ、一人で考えるのには限界があると思うので、皆様から問題募集中です。問題を頂戴した方は、お名前を載せるとともに、いずれ形を整えたこの教材をPDFでお渡しします!
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ご応募お待ちしております☺︎TwitterかLINEかメールにて!
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