オンライン学習室を本格稼働してから数日が経ち、時期ごとにちょっと思ったところをまとめておこうと思いつきました。今回はその第一弾です。
完全個人的意見で誰の参考になるかもわからない記事ですが、もしもどこかで誰かの参考になったらこれほど嬉しいことはありません。早く連絡をして僕を喜ばせてください。
なんて冗談はさておき、早速思ったところを矢継ぎ早に記していきたいと思います。
リアルに勝てないところがある
いや、そりゃそうでしょって話ですよね。
やっぱり対面での指導の方が得られる情報も多くてやりやすいですし、細かな仕草や挙動から分かることってこんなにもあったんだなとオンラインを通して指導をしていて痛感しました。まぁ、ここは慣れもあるのかもしれないですが、やっぱり塾という場の持つ力ってとてつもなく大きいんですよね。
それに何より、まだ慣れていなくてちょっと寂しい。みんなに会いたい。いや、会ってはいるんだけど、なんだか違うんだよなぁ。わかりますよね、この感じ。
同じ空間で、一緒に笑ったり学んだりするのって、本当素敵なことだったんだなって改めて思いました。近いうちにまたきっとそんな日は来るでしょうから、このありがたみを忘れないようにしながら、その日を楽しみに待ちたいと思います。
リアルに勝てるところがある
ただただ、オンラインも負けてばかりではありません。
それは空間と時間を飛び越えられるツール。どんなアイテムももちろん使い方次第ですが、これにはすごく可能性を感じています。要は使い方次第ってことですね。
移動しなくてもボタン一つですぐに繋がることができる。ZOOMを使えば保護者の方ともすぐその場で話すことができるし、何をやっているか確認してもらうことも容易い。お家というリアルな場(誘惑も多く殆どの子にとっては最も勉強しづらいとも言える場所)での学びの習慣が身につく、などなど、今まで想像もできなかったメリットを日々日々見つけている最中です。
必要な情報(画像や動画やファイル)をすぐに渡すことができるのも大きいですね。例えば、ある生徒にフィヨルドとリアス式海岸の違いを訊かれたので、画面共有を使って一緒に世界を巡りました。言葉で説明するのは簡単ですが、目で見て体感して知るのとでは少し残り方が違いますもんね。
保護者の方からは「子どもが目の色を変えて勉強している姿を見ることができ感激でした」や「我が子が家で勉強してる!驚きでした。オンライン様々ですね」等というメッセージもいただきました。
生徒からは「思っていたより質問もしやすい」という声や、「家なのに集中できる」という声も。始めちゃえば、画面の向こうで小学生低学年でも頑張れていましたね。Twitterでも呟いたけど、子ども達の順応性が高くて本当ビックリです。
今日もわちゃわちゃしたけど最高に楽しかった。みんな順応スピードが早い。さすがデジタルネイティブ世代。よくよく考えたら保護者の方とも話せて一石二鳥かもしれない。またね! pic.twitter.com/I8aPz70XW9
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) April 4, 2020
「なんだか楽しい」という声も予想以上に多かったです。割とシーンとした感じで勉強しているだけなんですけどね。まぁ、今はまだ目新しさもあるから、僕らも生徒達も慣れてきた頃に同じテンションでやれているかどうかは注意が必要ですね。
ただ、学校が休みということもあって、これを導入したおかげで勉強時間は確実に増えている気がします。中にはチラホラこの勉強量が続いたらすごいことになるぜ、という子も。多くの子が時間割を決めて実施しているのですが、(多少こちらの誘導もありましたが)みんな自主的に毎日決まった時間に申し込んでいて偉い。やるかどうか迷うよりもやると決めた方が始める時に使うパワーは少ないですからね。この辺りの時間管理や課題管理はまだまだ工夫の余地がありそうです。目的達成のために何が必要か、僕も考え続けます。
また、学習室入室前後の報連相もいい感じです。勉強が苦手だった子も、やる内容の報告や、やった後の説明がだんだん上手になってきて、ちょっと感動したりもします。特にやった後の説明を先生になったつもりでよろしくねと伝えると、こちらが思いもしていなかった面白い説明や的確な説明をしてくる子もいて、それが毎日の楽しみでもあります。あ、これはリアルでも一緒か。でもわざわざ深く調べて送ってきてくれたりするんですよ、かわいいでしょ。
さらに、見守る時間が増えたというのはうちの教室にとってはありがたいかも。普段とは逆に、家というリアルな場を見ることができるということで、疲れた時の対処法とか、誘惑の取り除き方とか、アドバイスの幅が広がった気がします。いつでもどこでも「自分で学べるようになる」ことをサポートするという大前提は、僕の理想とも近いですしね。
結局勉強においては教科書片手に自分で読んで進めていける子が一番強いし早いわけですから、みんながみんなその状態になることを目指したいですね。
「先生、僕は勉強は自分で管理できますが、ここには面白いので通い続けます」
塾やお家両輪でのサポートを経て、いつか生徒たちがみんなそんな風なことを言う日がやってくるかもしれません。
運動不足になる?
いや、これは運動不足になるよねーと会話していたら、生徒からこんな動画を教えてもらいました。
おかげで膝が吹っ飛びそうになりました。
でも、よくよく考えてみたら、いつもと職場変わんないんですよね、僕。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
またレポートします。次回はもうちょっと細かい中身や工夫について具体的に書きたいと思います。
あ、最後に宣伝を。オンライン学習室、最近お問い合わせが増えています。ご興味あるという方はこちらをどうぞ。残り若干です。
0コメント