今年もこの季節がやってまいりました。毎年恒例の公立高校人気ランキングのお話です。高校に興味を持つきっかけの一つになったりするといいな、なんて思いでやっています。
昨年のランキングでは、1位横浜翠嵐高校、2位湘南高校、3位柏陽高校という結果でした。果たして今年はどうなるのでしょう。調査開始以来3連覇をしている横浜翠嵐高校の4連覇を阻む高校が現れるのか。
「えー、読むのやだよー」という方は渾身の力を込めて編集した動画をご覧ください。
ちなみに、今回のランキングは「志願者倍率」の際の志願者の数値を使っています。願書を出す高校なので、本気の人気投票というイメージですね。ここから志願変更があって、本番の試験を迎えます。
それでは、早速ランキングを見ていきましょう。まずは55位から6位までをどどんとアップ。
神奈川県公立高校ランキング55位〜6位
6 県立住吉 536
7 県立鎌倉 517
8 県立元石川 513
9 県立希望ケ丘 510
10 県立市ケ尾 501
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11 県立多摩 501
12 県立生田 501
13 県立新羽 491
14 県立厚木 489
15 県立麻溝台 489
16 県立神奈川総合 487(各科とコースの合計)
17 横浜市立金沢 478
18 県立大船 471
19 県立川和 462
20 県立鶴嶺 439
21 県立横浜氷取沢 438
22 県立茅ケ崎西浜 435
23 県立大和 430
24 県立岸根 428
25 県立柏陽 425
26 県立上溝南 419
27 県立小田原 419
28 県立新城 418
29 県立藤沢西 415
30 県立港北 408
31 県立横浜平沼 408
32 県立秦野 404
33 県立荏田 400
34 県立霧が丘 395
35 県立瀬谷 394
36 県立有馬 392
37 県立横浜南陵 374
38 県立西湘 374
39 横浜市立桜丘 374
40 県立相模原 367
41 県立平塚江南 358
42 県立百合丘 356
43 県立上溝 355
44 県立新栄 352
45 県立菅 351
46 県立追浜 348
47 県立座間 347
48 県立横須賀大津 344
49 県立綾瀬 343
50 県立舞岡 341
51 県立茅ケ崎北陵 334
52 県立鶴見 328
53 県立横須賀 327
54 県立大和西 326
55 県立湘南台 325
昨年3位だった柏陽高校さんは25位。同じく学力向上進学重点校の厚木高校さんは14位。来春学力向上進学重点校になる川和高校さんは19位となりました。各々毎年安定して400名以上を集めていますね。さすがの人気です。
今年倍率ナンバーワンの神奈川総合高校さんは合計で計算して16位にランクイン。個性化コース、国際文化コース、舞台芸術科の合算です。定員が少ないので、かなりの倍率が立ちました。魅力的な高校であることに間違いはありませんね。
神奈川県最古の公立高校、希望ヶ丘高校さんは8位でトップ10入り。こちらも神奈川総合高校さん同様、制服の指定がないなど、自由度の高さが魅力ですよね。
10位の市ケ尾高校さんと8位の元石川高校さんは横浜北地区。人口が多いエリアですね。どちらも見学に行ってファンになる子が多いと聞きます。
近隣校でいえば、鎌倉高校さんが7位入賞。江ノ電は混むし、校庭は狭くなっているのに変わらぬ人気です。目の前は海、青春偏差値はトップクラス。学力向上進学重点校エントリー校の一つです。
対して、山で真面目の大船高校さんは18位。海沿いのスタディサプリ活用校茅ヶ崎西浜高校さんは22位。どちらも1000人を超えるマンモス校です。
トップ10以上は500名が集まるのですから(定員は多いところでも300名後半)、熾烈な戦いになりますね。そういった魅力ある高校が増えていくといいですよね。
神奈川県公立高校ランキング5位〜1位
それではトップ5を一気に見ていきましょう。
第5位は、560名を集めた海老名高校さん。海老名と言いながら、海老名駅より厚木駅の方が近いというマジックに注意です。いきものがかりのボーカルの方の出身校としても有名ですよね。行事が盛んなイメージ。
第4位は567名を集めた七里ガ浜高校さん。駅からも海からも近い、日本一のロケーションを持つ素敵な高校です。浜走りがち。
いよいよ、ベスト3!
第3位は、614名を集めた横浜緑ケ丘高校さん。行事や部活に全力を注ぐ自由な学校のイメージがありますね。理数教育推進校で学力向上進学重点校エントリー校でもあります。生徒手帳もない自律的な学校生活を。
第2位は672名を集めた湘南高校さん。あらゆることに力を入れる学力向上進学重点校です。湘南というネーミングですが、だいぶ内陸にあります。海見えません。今年入学する生徒がいるので、またレポートしてもらおうと思います。
そして堂々の1位はやっぱり横浜翠嵐高校さん。その数、圧巻の808名。「本校には覚悟を持って入ってきてください」という入学時のメッセージが話題ですよね。同じトップ校の湘南高校さんとは雰囲気がガラリと違うイメージ。
こちらは個人的な学校雰囲気をまとめた表です。近年は特に「元気系」の学校が人気なような気がします。もちろん翠嵐さんのように突出した魅力がある高校は別ですが。
また、例年通り、人気の2極化も進んでいます。かたや倍率が2倍近くになる学校がある一方、定員割れをする高校も増えています。それは何もレベルの上下間の話だけではなくて、学力向上進学重点校エントリー校の中でも倍率が1倍ちょっとの高校があるという状況です。もっともっと各々が魅力ある高校作りを進めていかなければなりませんね。
今年のランキングは以上になります。気になった高校があったら、近くまで行ってみるなりYouTubeをチェックしてみるなり、情報を掴みにいきましょう。こういうのもあります。
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せっかく選べるんだからね。
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