「先生!何点取れば◯◯高校に受かりますか?」
もしもそんな質問が来たら、僕はこう答えるでしょう。
「まずは昨年の合格者平均点を目標にするといいと思うよ」
合格者平均点とは
合格者平均点とは、その名の通り、その高校の合格者たちの平均点です。
上にある表だと、各高校の()内にある数値がそれですね。例えば湘南高校であれば460点(500点満点中)がそれにあたります。
もちろん、他にも内申点や面接点や特色検査の点数が合否に関わってくるわけですが、神奈川県には二次選考という仕組みがあるので、内申が足りていなかったとしても合格者平均点を超えることができれば、合格がグッと近づきます。
ですから、まずは目標として、昨年の合格者平均点を狙いましょう。
目標点数が決まったら、5教科で割って、各々の教科の目標点数が決められるといいですね。50点近くまではとりやすい数学、上位では高得点になりがちな国語や英語など、科目の特性や自身の得意不得意を踏まえて戦略を立てていきましょう。
最後に注意点。入試では「予期せぬことは起こるもの」です。
例えば、しっかり準備したのに入試本番傾向が変わって見たこともない問題ばかり、なんてことが起こったとしましょう。動揺しますよね。ただ、安心してください。それを思っているのはあなただけではありません。みんな焦っています。あなたの予期せぬことは、皆の予期せぬことなのです。
入試は相対評価ですから、平均点が下がれば、それだけ取るべき点数も少なくなります。だから、慌てず、自分のできる問題を正答できるように気持ちを切り替えましょう。
もちろん準備段階でもそうです。自分の目標点に合わせて、確実に点数を取れる問題を増やしていきましょう。予期せぬことへの準備より、予期できることから攻略していきましょうね。
こんな記事もあります。参考までに。
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