当塾には、勉強部というものがあります。
そこで子どもたちに不定期でガンガン「特色検査対策になりそうな問題」を送っているわけですが、先日「たまにはこんな問題も」ということで、こんな問いかけをしてみました。
「勉強なんて世界からなくなってしまえばいいのに」と言っている人を論破しなさい。
一応模範解答はありますが、もちろん答えは一つではありません。「どんな回答が届くかな。結構固まるかな」と予想しておりましたが、バラエティ豊かな回答が届いて驚きました。面白いねぇ。
たくさんの答えが届いたので、被った中で早かったものや尖っていたものをピックアップして見てみましょう。「勉強がなくなったら●●の理由で困る」系が多かったですが、言い回しなどは人それぞれで、みんな頑張りました。
04論破の仕方の答えは、「世界中で勉強がなくなったら、科学や医学とかが発展しなくなって不便なことが増えたり病気になっても治せなくなる。病院や工場があるのは、勉強をするということがあったから。だから勉強は、なくなってはいけない。」です。
娯楽や、生活に必要な物、が全部消えて、原始人のような生活に戻ります。生活を豊かにするために必要不可欠なことなのです。
「それってあなたの感想ですよね」って言ってイラッとさせて、まともなことを言う。
どういった理由でなくなってしまえばいいとを主張するかにもよりますが、 私が勉強する理由は、勉強することによって培われる思考力や表現力、読解力、判断力が生きる上で、例えば他人とのコミュニーケーションや、詐欺などに引っかからないために、必要だと思うからです。私ならそのことを軸にして論破します。
勉強がなくなったら「勉強なんて世界からなくなってしまえばいい」って言えないからなくなっちゃダメ。
勉強は誰かを幸せにするためのもので、その誰かには自分も含まれているから、勉強がなくなったらあなたも幸せになれない。だからなくなってはダメ。
うちのマスコットキャラクターがただの犬になってしまう。
どうでしょう、このバラエティ豊かさ!うんうんと頷きながら読むものや、思わず吹き出してしまうものまで、多種多様な答えが出揃いました。
一応模範解答としては、タイトルが「論破の仕方」ということで、以下のようになります。
論破の仕方の一番簡単な方法は、「質問される側から質問する側にまわる」ということです。 今回の場合であれば、「じゃあ世界から勉強がなくなったらどうなると思う?」と質問をすると、質問をする側に立てて優位になりますね。あとは出てきた答えを利用して畳み掛けるだけです。参考までに。
みんなの反応が面白かったので、共有でした。
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