県から発表された入試の「正答率表」を利用して、正答率別の学力検査の得点を計算してみようという試みです。前回数学でも似たようなことをやりました。今回は国語編です。
なお、問題や中身の詳しい説明は以下の記事でご確認ください。ガッツリ分析してあります。
早速、正答率別の得点を見てみましょうか。以下の表では、そこまでの正答率の問題を全問正解したら得点がどのぐらいになるのかを書いています。
国語正答率別得点
90%以上 4点
80%以上 34点
70%以上 38点
50%以上 60点
40%以上 94点
国語は難問が少ないんですよね。正答率40%を切る問題は1問しかありませんでした。ちなみに、その一問は最後の記述で、正答率は13.4%でした。この問題、最後に解く子も多いと思うので、わからなかったというのももちろんあるのでしょうが、時間が足りなかったという事も多そうです。
国語が苦手な子は、まず正答率50%以上の問題を正解して、60点を狙いたいですね。合格者平均点が61.3点だったので、それだけでほぼほぼ平均点に届きます。
その際の狙い目は、漢字と文学的文章です。
特に漢字は練習すれば得点を伸ばしやすいので、コツコツ練習をしておきましょう。教科書の巻末の漢字は全て読めるようにして臨みたいですね。
文学的文章の戦い方は以下の記事が参考になるかもしれません。入試問題では「主人公が何か経験して成長する」系の物語が多いので、そのきっかけを掴めるといいですね。
そこから得点を伸ばすためには、古典と説明的文章の練習も必要です。
古典は高校の古典と違って、選択肢や注釈や現代訳の力も借りながら解けるなんちゃって古典のことが多いので、練習を繰り返して、なんとなくでも読めるようにしていきましょう。以下の記事が対策の参考になると思います。
説明的文章の練習をすることは、他の科目の練習と重なる部分も多いので、練習段階で少し背伸びしたテーマにも触れてみて、「相手の求めるものを返す力(国語力)」を磨いていきましょう。
国語は「できる人はできる、できない人はできない」教科だと思われがちですが、そんなことはありません。
コミュニケーションが練習すれば上手くなるのと同様、国語の力も訓練で伸ばすことができます。
そして、すべての教科の問題が日本語で書かれている以上、国語を鍛えることはすべての教科において必要なことだと言っても過言ではありません。
「相手の求めるものを返すこと」。これを意識して、日々日々国語のトレーニングをしていきましょう。
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国語の学びは至る所に。このブログを読むのもそうですね☺︎
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