先日、こんなつぶやきをしました。
先生「受験生は夏休みじゃなく夏勉強です!」
— 勉強犬🐶第二の家 (@homekobetsu) July 20, 2023
生徒「えー!!(やだー)」
みたいな反応を期待したんですが、本日はみんな割と「そりゃそうですよね」「知ってる知ってる」みたいな感じで、私が一人で滑ったみたいになってしまいました。
ここではそこのところじっくり説明していきたいと思います。
まず「夏勉強」についてです。言わずもがな、受験生にとってこの夏は大きいです。だって、1ヶ月強の自由な時間が手に入るんですから。
受験をマラソンに喩えると、この夏でどこまで進んだかで冬に走らなければいけない距離が決まります。この時点で大きな差がついちゃったら、結果がなんとなくわかっちゃうの、わかりますよね。
改めて言いますが、この膨大な自由時間をどう使うかが合否に与える影響は大きいです。
それでは一体何をやればいいのでしょう。今日はそこんとこ詳しく説明していきますね。一部は受験生以外にも推奨しています。
まずこの夏でやった方が良いことを書き出してみましょう。とりあえず6つに絞ってみました。
- 学校の夏休みの宿題はなる早で終わらせる
- 毎日やることを決めて実行する
- 長時間の勉強をして勉強の体力をつける
- 今までやった内容の復習
- 教科によっては予習
- (テストがある人は)早め早めのテスト対策
一つずつ紹介していきます。
まず、学校の夏休みの宿題はなる早で終わらせましょう。特に2期制の方は夏休み終わりにテストが待ち構えています。後半はテスト勉強に時間を割くためにも、学校の宿題はなるべく7月中に終わらせたいですね。夏休みの宿題の取り組み方に関しては、以下の記事でも詳しく説明しています。
物事には優先順位があります。受験勉強と学校の宿題、どちらが早く終わるかといえば、学校の宿題ですよね。終わるものはさっさと終わらせて、頭の中の荷物を捨てちゃって、じっくりみっちり受験勉強に取り組みましょう。
次にオススメしたい夏休みの過ごし方は、毎日やることを決めて実行することです。これは受験生以外の子にもオススメです。長いお休みは、漢字や計算や読解など、基礎の基礎を固める大チャンス。1日5分でも10分でもいいですから、勉強に取り組みましょう。継続の練習にもなります。
結局、適度な負荷をなるべく長く自分に与えたものが勝つのが受験ですから、コツコツやる癖をこういった長期休みで身につけておけると楽チンですね。受験生以外の方も未来の自分を楽にすると思って、毎日何分か自己成長に投資しましょう。
長時間の勉強で勉強の体力をつけることも大切です。入試は少なくとも5時間あります。最低でもそのぐらいは勉強できるようにしておかないと、そもそも良いパフォーマンスができません。
この夏にガッツリ体力つけちゃいましょう。心配しなくて大丈夫。炎天下の外で運動するよりはずっと楽だと思いますよ。慣れちゃえば余裕になります。
続いては勉強の中身についてです。やはり受験生がこの夏一番やらなくてはならないのは、一年生や二年生の復習です。そして、教科によっては予習にも時間を使えると良いです。
各々の教科一つずつ説明をしていきましょう。まずは英語や数学といった積み重ね科目。例えば英語で説明すると、下記の表で今まで習ったのに説明できない怪しい文法があるなら、戻って確認しておきましょう。
「復習は大丈夫」となったら、英数は予習をしても良いでしょう。早めに3年間の内容を終わらせることで、総合問題演習で力を鍛えることができるようになります。詳しくは下記の記事が参考になるかと。
対して、理社はじっくり復習に力を使っていいかと思います。入試の出題も1、2年生の範囲からが多いですからね。
例えば理科なら4分野×3年分(+α)の単元があります。全部を一周する!とやるよりも、焦らず一つずつ完璧にするつもりで、丁寧に知識を整理していきましょう。本番で得点できないと意味ないですからね。
理科と社会の対策方法もリンク貼っておきます。
最後に国語です。国語に関しては、ちょっと古い入試問題を一発解いてみるのもいいかもしれません。どんな形式なのか確認できます。
その中で文学的文章、説明的文章の弱いところから練習をしていくといいでしょう。その2つは他の教科にも繋がってきますからね。漢字はもちろんコツコツやっていきましょう。
そして、冒頭にもお伝えしましたが、夏明けにテストがある中学校も多いです。テスト勉強、忘れちゃいけません。
期末テストは教科数も多いですから、早め早めの準備が肝心です。
まず実技などの暗記系は、100均などで暗記ペン買ってきて、テスト範囲の確認しながら、覚えなきゃいけなそうな部分に線を引いて簡易暗記テスト作っちゃいましょう。夏休みの間にそれを5回ぐらいテストすればいつの間にか覚えています。
5教科は夏休み前半に一回固めておいて、後半に思い出しながら完璧に近付ける方法がオススメです。
どちらにせよ、テスト範囲をもらったらまず範囲を確認し、全体像を掴んでおきましょう。直前に「え!?一年生や二年生の内容も出るって!」とならないように。
いつだって時間は有限です。そして時間は誰もにとって平等です。だから、その使い方があなたの人生を決めます。この夏で時間をうまく使う練習をしてみましょう。受験だけでなく、あなたのこの先の人生で役立ちますよ。
今日は夏休みについてがテーマでした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
大事なものから時間箱に詰めよう。
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