努力の成果はいつ出るのか


夏期講習が終わり、各々が日常の生活に戻っています。すぐテストという子も多いですね。頑張ってほしいです。


さて、そんな夏期講習で「私は頑張った」と胸を張れる人、世の中にどれだけいるでしょうか。迷いなく「YES!」と言える人はぜひその経験を大切にしてください。


ただし、ここで一つ残酷な現実をお伝えしなければなりません。いいですか、言いますよ。努力したからといって結果が出るとは限りません


どういうことか、説明していきますね。


努力しても結果が出ない、というときに一番に考えられるのは、結果を出すまでの努力が足りていないということです。


例えば、学校のテストや模試。そこで良い点を取るのに100の力が必要だとして、この夏の努力であなたは10を80にしたけれど、まだ100には足りてないから点数にならないというパターンです。


普段の努力が少なめだった子が夏一気に頑張ったパターンに多いです。テストというのは、人生の勉強量比べですからね。簡単には結果が出ないケースもあります。


でも、この場合はそこからコツコツ努力し続けられれば、そのうち結果が伴ってくるでしょう。無駄にはありません。そのことを理解して、日々日々努力を続けましょう。


怖いのは、もう一つの場合です。


それは努力の仕方が間違っているというケースです。例えば、短距離走が早くなりたいのに、長距離走の練習ばかりしても、効果的ではないですよね。これと同じことを勉強でもしてしまっているパターンです。


多いのはやはりエア勉強。勉強ではない謎の行動を繰り返しちゃっている場合です。だから、(本人は努力していると思っても)ほぼ努力してないに等しいんですね。これは早急に修正が必要ですが、なかなか直らないんです。自力で直すのは(相当の覚悟がないと)ほぼ無理です。誰かの力を借りましょう。


また、国語力やメタ認知力(自分や物事を客観的に見る力)が弱く、勉強しているけれど「何言ってるのかイマイチよく分かっていない」「何やってんだかわからない」というケースもあります。これも早急に対処が必要ですが、すぐにはなかなか修正できません。誰かに頼りましょう。


これらの場合は、指導者の力を借りながら、方法を見直していく必要があります。時間はかかりますが、そこさえ修正できれば、あとは努力が足りているかいないかの勝負に持ち込めます。


本来は(非常に難しいですが)、テストなどの結果から、自分で「どうしてこの結果なんだろう」と分析ができるといいですね。自分に足りないものを発見して、必要であれば誰かに頼って、また成長していく。勉強だけじゃなくて、人生においても重要な考え方です。


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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。