「先生!受験(受検)校っていつまでに決めればいいですか?」
夏の報告面談をしていると、保護者の方からチラホラそんな質問が出てきておりましたので、需要があるのかなと思い、再度共有です。
公立高校の入試のスケジュール自体は、春先に発表されています。
一次募集の公立高校共通選抜に関していえば、まず最初の願書提出が1月28日〜30日。
ここが出願期間というやつですね。基本的にはここまでで志望校を確定させておく必要があるということです。
この出願を経て、倍率が発表されるのですが、それを確認後一度だけ志願変更ができます。
その、もしもの場合の志願変更期間が2月4日〜6日。
詳しい方法は下記をご参照ください。ちょっと面倒くさい。
つまり、システム的な受検校最終決定のタイミングは、志願変更期間の2月4日〜6日までとなります。
ここまでは大丈夫でしょうか。
さて、ここからは僕個人の考えを述べていきましょう。個人の考えなので、あくまで参考までに。
内容は改めて「受験校(受検校)の決定時期」についてです。
先程システム面のお話はしましたが、それはあくまでギリギリのお話。
独自の準備が必要な「特色検査」がある高校はもちろん、同様の学力検査を受ける高校に関しても、心や物理的な準備的に、志願変更期間の利用はあまりオススメしません。
もちろん、しっかりと考えた上で戦略的に使うのであれば大賛成です。倍率を見てバタバタと慌てながらやるのはオススメしませんということです。
志願変更自体にかかる時間も、その分勉強時間が減ると考えれば勿体無いですからね。
では、僕のオススメ時期はいつか。あ、迷っている人の場合ですよ。もう心が決まっている人はわざわざギリギリまで迷わなくていいです。勉強に集中を。面接シートの準備もありますしね。
志望校をどこにするかギリギリまで迷いたい人が、デッドラインとしてほしいタイミング。最終決定を下す時に、してほしいこと。
それはズバリ、「1月の模試の結果を見て判断する」ことです。
数字はシンプルで、嘘をつきません。本番の入試だと思って受験する模試の結果を見て、塾や学校の先生とも相談の上で、最終決定をしましょう。
そこで「倍率を見て、これがこうだったら、●●高校に志願変更する」と決めておけば、精神的にも準備的にも慌てずに済みます。
人間、不明なことやよくわからないことには不安を抱き、パフォーマンスが低下するものですからね。
事前にかっちり「いつどうやって何をするか」決めておくことが、受験前の大事な時期の素晴らしいパフォーマンスにつながります。
さぁ、スッキリした頭で頑張りましょう!
他にもよく出る質問である私立に関してのお話は下記に記事をまとめておきますね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
先を見ることは、勝負に勝つ上でとても大切なこと。
0コメント