入試の国語と学校のテストの国語の違いを「桃太郎」で説明してみる


面談席から、声が聞こえてきました。


何やら研修で、国語について秀逸な喩えをつかって説明をしている様子です。聞き耳立ててみましょう。


「ええ、学校の国語と入試の国語は別物です。学校の国語はいわば『桃太郎』について出題をしてくるようなもの。対して、入試の国語は読んだこともない物語について出題をしてきます」


説明をしていたのは、Mrサークル。経験豊富な頼れる教室長仲間の一人です。


さて、「学校の国語とは桃太郎?」発言の中身がどういうことか、詳しく説明を聞いてみましょう。


「桃太郎が鬼ヶ島へ連れて行ったのは、サルとキジと何ですか?」


Mrサークルは、これが学校の国語の問題だと言います。


「こんな風に読んだことのあるお話の問題が出題されるのが学校の国語のテストです。『走れメロス』を授業で学んだら『走れメロス』の内容がテストには出ますよね。だから、学校のテストでは、ちゃんと準備すれば、本文を読まずともどんどん問題に答えていけるわけです」


研修を受けている人の「なるほど」という声も聞こえてきました。


「対して、入試の国語は、多くの人の場合、読んだこともない文章から出題がされます。そう、例えば…」


「丸太郎が竜宮畑へ連れて行ったのは、サイとカラスと何ですか?」


「なんて問われても答えはすぐに出てきませんよね。しっかりと本文を読み込む必要があります。これが学校の国語のテストと入試の国語の大きな違いの一つです」


なるほど、なるほど、と僕も頷いてしまいました。


入試の国語と、学校の国語は違う。


だから、もちろん対策だって異なります。


入試の国語に臨むときに重要視される力は、例えばこのブログでは「相手の求めているものを的確に返す力」と定義している国語力です。


これを伸ばすには、論理的思考や語彙の力をコツコツと積み上げていかねばなりません。どちらかというと伸ばすのに時間のかかる力です。


対して、学校の国語で問われるのは準備の力や暗記の力の傾向が強いです。もちろんそれだけではありませんが、授業で学んだ内容が問われるのは事実ですからね。対策はしやすいです。


この違いを踏まえて、目標達成に向けてやるべきことを考えていきましょう。


特に「入試で問われる国語力」の方は、早め早めに練習を重ねておくことをオススメします。一朝一夕で身につくものではありませんし、他の科目にも影響する重要な力です。


幼い頃からコミュニケーションをしっかりとったり、読み聞かせや読書の習慣をもたせたりすることで、国語力は伸ばせます。


そんな時に、今回だけではなくて再び「桃太郎」や「丸太郎」がお役に立つ日も来るでしょう。


じっくり読みたいと思った方は、青空文庫にある楠山正雄さんの桃太郎のページを貼っておきます。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

「丸太郎って何?」って思ったあなたはぜひ、ご自身でお話を考えてみてください。





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勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。