暫定倍率!?神奈川県公立高校の進路希望調査状況を見て思うこと


神奈川県教育委員会から、『平成30年度公立中学校等卒業予定者の進路希望の状況について』というデータが公表されました。


その名の通り、中3生に現時点での進路の希望を調査した結果です。毎年10月20日頃に出されます。


希望するのは、公立高校なのか、私立高校なのか、定時制なのか、就職なのかはもちろん、どこの公立高校を志望しているのかまで調査されます。ですから、現時点で、各高校がどれだけ志望されているのかもわかります。「暫定倍率」なんて呼ばれたりもしますね。


ただし、この頃に出るデータですから、予想がつく通り、あんまりあてにはなりません。その部分についての詳しくは、カナニュウさんが昨年のデータを元にまとめて下さっています。


あくまで参考までに、という前置きを踏まえて、中身を覗いてみましょう。


いくつか個人的に興味深いデータを載せておきます。



1、進路希望調査全体の所感



まずは大枠から見ていきましょう。「調査全体の所感」について、教育委員会自らポイントをまとめて下さっています。



端的に言えば、高校進学希望者の割合が減ったこと全日制への進学希望率が減ったこと通信制への進学希望率が増えたこと進路希望未決定者の割合が増えたこと私立高校進学を希望する生徒の割合が増えたことがまとめられています。


高校進学じゃなくていい。通信でもいい。そんな選択肢の希望率が高まったのは、時代の現れでしょうか。うん、誤差の可能性ももちろんあります。


ただ、私立希望者が増えたのには、授業料無償化なども絡んでいそうですね。数年前に比べて、私学の高校が選択肢に入りやすくなったのは間違いありません。


もう少し詳しいデータを見てみましょう。今述べたことが図表でまとめられています。グラフで見ると、変化がはっきりしますね。ええ、ええ、言っていることは上記と同じですから、飛ばし読み可です。


2、エリア別の進学希望状況



次の興味深いデータは、「エリア別の進学希望状況」です。


どのエリアからどのエリアを志望しているかがわかるんですね。データ好きとしてはたまらないものがあります。



この表の一番右の数値が高ければ高いほど、エリア内に進学先も中学校と同じエリアを志望している子が多いということです。


そこをよくよく見てみれば、我が地元、「相模原市エリア」が堂々のトップ!「単に他のエリアに行く交通手段がないだけでしょ」とか言うのやめて下さい。


そして、現在のマイホームタウン「藤沢市・鎌倉市エリア」が希望者ランキング(上から二段目)においては堂々のトップ!湘南高校を始め、人気校が多いということでしょうか。うん、僕自身はあんまり関係ないけど誇らしい。


ね、ちょっと面白いデータですよね。それではそろそろお待ちかねのものを見てみましょう。


あくまで、「参考までに」ね。



3、高校別希望状況



どーんと並べましたが、まずは近隣校をピックアップして確認してみましょう。


高校名 志望者(定員) 暫定倍率 という形で記しておきます。



湘南     842(358)  2.35

鎌倉     634(318)  1.99

茅ヶ崎北陵  378(278)  1.35

大船     418(398)  1.05

七里ヶ浜   539(398)  1.35

湘南台    396(278)  1.42

藤沢西    627(318)  1.97

鶴嶺     411(383)  1.07

茅ヶ崎              477(299)      1.59

深沢     331(238)  1.39

藤沢清流   385(318)  1.21

藤沢総合   347(278)  1.24

茅ヶ崎西浜  337(398)  0.84

寒川     193(358)  0.53

藤沢工科   155(238)  0.65



湘南、鎌倉、藤沢西辺りが高倍率。


湘南高校は、昨年同時期も722名を集め2倍超えでしたので、ここからどんどん落ち着くはずです。ちなみに、昨年の最終倍率は1.37倍でしたからね。


鎌倉高校は、クラス減や来年から特色検査などの要素が相まっての高倍率でしょうか。ここから落ち着くとは思いますが、今年は間違いなく高倍率になりそうです。


藤沢西高校は、新校舎の影響もありかな。もちろんそれ以外の人気要素も有。


見る限り昨年の人気校がそのまま人気な感じを受けますけどね。


何気に勝手に嬉しかったのは、湘南台高校の高倍率。昨年苦しみましたからね。ただ、昨年も同時期1.32倍から、まさかの定員割れギリギリになったので、まだ気は抜けません。誰目線でしょうか。


ちなみに、昨年の最終倍率は下記の記事をご参照下さい。


そこでも述べましたが、改めてお伝えてしておきましょう。特に受験生に向けて。


倍率の気にし過ぎはいけません


たとえ倍率が2倍でも、二人に一人は合格するということです。


まだまだ時間があります。今はこの数値を見て「志望校どうしよう…」とするのではなく、「たとえ2倍になったとしても余裕で合格できるぜ」という力をつけられるように励む時期です。


ここから倍率の数字はどんどん変化していきますから、それを余裕で眺められるように、日々日々の努力を絶やさないようにしましょうね。


不安は、手を動かして解消する。それが一番です。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

どうやら暫定倍率を見ながら高校たちがなにやらお話をしているようです。乞うご期待。

HOME個別指導塾|藤沢の「第二の家」ブログ

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。過去に3000人以上の生徒の個別指導経験を持つ。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。

0コメント

  • 1000 / 1000