子どの頃から今に至るまで、僕の人生を彩り続けてくれているものがある。
マンガだ。
漫画?マンガ?まんが?どれでもいい。それは僕に、日々の中で大切にしなくちゃいけないことを、苦しい時の気の持ちようを、夢中になることの大切さを、今この時の頑張り方を教えてくれた。
もちろん、勉強にもなった。勉強で思い出した、自己紹介がまだでした。こんにちは、勉強犬です。今日は僕の大好きな漫画たちを紹介していきたいと思います。大人に向けてはもちろん、子どもたちに読んでほしいという意も込めて、綴っていきます。一発目の今回はジャンプコミックス限定。
まずはこちらからどうぞ。
僕の大好きな少年漫画たち
どうかお時間ある読者の方は、Googleで「ドラゴンボール 勉強」と打って検索してみてほしい。当ブログが上位表示されるのではないでしょうか。言わずと知れた鳥山明先生による大人気漫画です。
全盛期には、何巻とページ数とを言ってもらえればセリフを言えたかもしれない。今でもポルンガはちゃんと呼び出せる。ベジータとプイプイが闘った惑星の名前もちゃんと言える。そういえば「ドラゴンボールリアル脱出ゲーム」にも参加しました。そういう意味ではドラゴンボールは僕の記憶力増強にも大いに役立ってくれたかもしれません。
好きなものを覚えられるってことは、覚える能力はあるわけだから、勉強にも活かせるってことだもんね。おかげで嫌いな暗記を頑張ってこれたのだと思います。
そんなドラゴンボール好きの僕ですが、子どもたちになぜこのマンガを読んでほしいかというと、「合理的に生きることがいいことってわけじゃないよ」ということを知ってほしいからです。
悟空は阿呆なことばかりするし、みんな無駄に戦うし、作品の設定もあっちゃこっちゃで全然辻褄が合わないんです。でも、面白い。悟空が「危ないから」とベジータを葬っていたら?超サイヤ人3でバビディの宇宙船ぶっ壊していたら?物語はつまらなくなっていたかもしれません。
人生には、こんな「遊び」や「余裕」があってもいいと思うのです。合理的に生きることがいいことってわけじゃないよ。さぁ、面白がって生きよう。
ドラゴンボールは今も僕にそんなメッセージをくれるのです。
かおす寒鰤屋
ご存知の方がどれだけいらっしゃるでしょうか。作者は大河原遁先生。最近ですと、『王様の仕立て屋』で有名です。そちらも面白い。教室にも置いてありますのでよかったら。
この『かおす寒鰤屋』は、ジャンプで連載していたのですが、すぐ終わっちゃったんです。だから、一巻しか出ていません。でも、これが本当面白いんですよ。
テーマは骨董品です。一話完結形式で、骨董品店「寒鰤屋」の店主であり公儀隠密の末裔でもある主人公が、それぞれの骨董品にまつわる事件や物語を解決していくというもの。
まぁ、テーマがテーマですから、刺さる少年が少なかったのかもしれませんね。なんとなくの雰囲気や掛け合いは前述の『王様の仕立て屋』に似ています。知的でコミカルでテンポ良し。子どもの頃にその魅力にハマって以来、一年に一回は読み返す大好きな漫画です。
これは単純に子ども達に読んでもらって、物を大切にすることとか、知識は大事だよってこととか、知的な会話って楽しいんだなぁ、みたいなことを感じてほしいですね。ああ、また読みたくなってきた。教室にあるのですぐ手に取れちゃうのが鬼門です。僕も大人になって、誘惑に打ち勝つ力を手に入れたので、しばらくは封じておこうと思います。
レベルE
『幽遊白書』や『HUNTER×HUNTER』で有名な冨樫先生の作品。もう天才だと思います。
アシスタントを使わず一人で好き勝手書く形式で、月1の連載だったんですかね。宇宙人を題材としたSF漫画です。日本の舞台は山形県になるのかな。オムニバス形式ですが、大きなつながりもあるお話が続きます。
もうその一つ一つのお話が魅力的すぎて、「ああ、話作りってこういうことを言うんだ」と幼いながら驚愕した記憶があります。文字数が多いのが嫌じゃない方であれば、絶対に好きになると思うんですが、どうでしょうか。
僕が一番好きなのは、カラーレンジャーのお話。なんだか子どもの可能性を上手に表現してあって、「大人の想像以上に子どもは考えているし、成長は早い」というのをフィクションの中からですが学ばせていただきました。
野球部のお話もいいですよね。超能力発動の犯人探し。しっかり読み込むと犯人がちゃんとわかるのも流石です。
これを読んで学んでほしいことは、「頭の良さとは何?」ですかね。ただ知識があるだけじゃない。ただコミュニケーションが上手なだけじゃない。数手先まで読む、宝物のような会話の応酬を、どうぞお楽しみください。
簡単にですが、ここまで思いの丈を綴ってまいりました。
少年漫画という括りであれば、『うしおととら』や『キャプテン』『金田一少年の事件簿』等も紹介したかったのですが、止まらなくなりそうだったので3撰だけに致しました。ぜひまた今度。
仕事合間に急に書きたくなって書いた趣味記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。お仕事もちゃんとするんで、怒らないでくださいね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
学びは至る所に。
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