さぁ、公立高校受検一日目が終わりました。みんな、お疲れ様でした。
受験生のみんなは土日を使って、多くの学校であと200点分を占める面接や100点や200点分になる特色検査の準備をするわけですね。まだまだ勝負は始まったばかりですからね。
できる限りの準備を持って、残りの入試でも本気で勝ちを狙いにいきましょう。時間っていうのは戻ってはこないものだからね。今しかできないことをやろうね。苦しいよね。でも、その経験はこれからの人生においても大切な宝物になるはずです。
では、ここからは僕の勝手な所感をなるべく短く端的に述べていきたいと思います。昨年のような各科目の細かい解説はまた後日載せていきますね。
入試問題の感想
各科目の感想はこちら。
英語:ちゃんと準備してきた人にとっては易化
国語:易化
数学:ちゃんと準備してきた人にとっては易化
理科:ちゃんと準備してきた人にとっては易化
社会:ちゃんと準備してきた人にとっては易化
易化って簡単になったってことね。おいおい、そんなに簡単になったのかよ、「他の先生の分析と違うぞ」と、読みながらざわざわしている人もいるかもしれません。
では、僕の意図をお伝えしましょう。
例えば今回数学なんかは、出題の順番が変わったこともあったのですが、「予期せぬことは起こる」と準備してきた子たちにとっては、それが難易度アップの要因にはならなかったということです。問題自体は昨年同様の難易度の気がしたので、それを踏まえての易化です。
昔はね、神奈川県の問題はパターン化されて対策されていたから、ちょっとでも問題の傾向が変わると、問題の難易度自体が変わらなくても、平均点が落ちていたんですよね。今の受験生はそれも踏まえて対策してきているので、問題の順番入れ替えたぐらいじゃ惑わされない子が多いわけです。今までの過去問からそんな準備ができるようになったわけですね。
これってすごいことなんです。みんな頑張っている証拠です。例えば、今回の国語の文字数は16405文字らしいです。でも、今までちゃんと対策してきた子達にとっては、特別長いと感じなかったのではないでしょうか。いや、全国で一番長いんだけどね。
昨年までの問題を経て、パワーアップしてきた受験生たちにとっては「易化」、つまりやさしくなったんじゃないかということです。紛らわしい書き方でごめんなさい。塾生もベストの点数を取った子が多かったです。
まぁ、問題が簡単になったってことは、合格ラインが上がるということですね。トップ校は400点台中盤から後半の戦いになるのでしょう。特色検査の重要性が更に高まりますね。
中堅層まではボーダーがアップ、そこから下の学力層では大きく変化はない気がしますがどうでしょうか。あくまで個人的なつぶやきです。個人ブログですのでお許しください。
最後に、各科目の解答をみていきましょう。
英作はto抜きがちなやつ。voiceは意外でした。みんな書けたかな。リスニングはゆっくりだったという声が多かったですが、トータルの時間は9分35秒で昨年より短くなっていました。長文たちは時間との戦いだったね。
詳しい解説はこちら。
漢字や文法は優しかったね。古典は注釈なく焦ったかもしれないけれど、前文があったから読みやすかったかな。
問3増えすぎじゃね?と解きながら思ったという生徒が居たぐらい、ボリュームアップした問3。順番は変わったけど、難問ビッグフォーは健在。慣れもあってちょっと難易度は下がった?反比例の問題は驚いた子も多いかな。
詳しい解説はこちら。
昨年同様、基本事項の確認的な問題が多かった気がします。しっかりと本質を理解することが大切ですね。それは、高校生になってからの理科系科目を学ぶ際にも役立つと思います。
詳しい問題の解説はこちら。
傾向の変化に驚いた子も多いでしょうか。でも、昨年までが難しかったから、難易度的なものは落ち着いているように見えますね。今回の中で一番好きな問題かも。
詳しい解説はこちら。
さて、端的にと言いながら少し長くなってしまいましたが、これから本腰入れて解説記事を書き始めたいと思います。
あと特色検査(湘南高校版)はこちらで解説と分析をしています。
今日は受験熱に乗っかって、受験生ではない子達もハッスルしていたから、なんだかとってもピリリとした良い雰囲気でした。土日も受験対策やテスト対策頑張りましょう。その頑張りが、その受験やテストの先までつながっていきますからね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
どうやらハッスルは生徒たちにとっては死語らしい。
0コメント