私の好きな塾という場所で、紡がれた物語のまとめ

どちらかといえば、彼女は勉強が苦手だった。小学校のテストでも100点はなかなか取れない。図形は嫌い。文章を読むのも嫌い。そんな彼女が、５年生になったタイミングで、「聖園女学院に行きたい」と言った時、一

毎年、11月以降に中３受験生が駆け込むようにやってくることがあります。塾としては、時期が時期ですから、入塾をお断りすることもあります。しかし、本人にやる気さえあれば、こちらも気合を入れて精一杯応援する

今回の物語の主人公は、受験生の年度の9月に塾へやってきた中３のUくん。10月時点での偏差値は32。目標校の偏差値は50前後。内申が足りていないため、早々に二次選考狙いに切り替えました。前回の続きです。

先日、国公立大学の合格発表がありました。  今日は、その発表日に教室に来てくれた、ある生徒のお話。その生徒は、小学校6年生の頃から教室に通い始めて、毎日毎日、来れる日にはほぼ欠かさずに自習に来ていまし

私は昔、どちらかといえば、中学受験反対派でした。小学生のうちは遊べばいいじゃん！なんて思っていた頃もありました。社会人になるよりも前の話ですが。それが、今は中学受験生を応援する立場です。私の考えも、そ

記念すべき第一回高校生イベント〜先輩から後輩へ〜が終了致しました。終わった後のドタバタにまぎれて撮った写真故、入りきれていない方もおりますが、関係者各位、話をしてくれた先輩のみんな、そして来てくれた後

「先生、できました。丸付けしますね」その生徒は自習中ということで、丸付けをさせてみると、その言葉通り全問正解。よくある塾の風景ですが、先日の一コマにはあきらかな違和感がありました。丸付けされたプリント

あれは、後期の中間テストが終わって間もない頃でした。「勉強がやばい。そろそろ塾に行かないとまずい」と中学一年生の彼はここへやってきました。お姉ちゃんが既に通っていることもあって、フレンドリーな雰囲気の

「親にめっちゃ怒られた」教室に入ってきて開口一番、吹奏楽部の女の子が少しふてくされた顔をしながら言いました。講師がどうしたの？と訊くと、彼女はトーンを上げて続けます。「いつもはテレビ見てても怒られない

高校生の生徒がテストでこんな点数を取ってきてくれました。学年一位が３科目！お見事です。まさに歴史の魔王ですね。次なるテストへ向けて、「I filled with determination!」と彼は書

「本当に、すごいと思ってるんです」ある高校３年生との進路の面談中、そんな言葉がポロッと彼女の口から出てきました。彼女が目指しているお仕事は、看護師。そして、それは彼女のお母様のお仕事でもありました。看

「じゃあ先生、世界一簡単な大学受験の仕方教えてよ」勉強犬ツイッターでの「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科辞典」のつぶやきを見た高校一年生が、謎の「じゃあ」を発動させて質問してきまし

「ポジティブって大事だけど、そればっかりじゃ駄目ですよね」入ってくるなり、高校生の生徒がそんな言葉を宙へ浮かべました。話を聞くと、部活の練習で後輩がミスに対して甘いようで、それが気に入らないようです。

「勉強がもっと楽しくなったらいいのに」生徒たちのそんな声を、今まで幾度となく聞いてきました。現代の日本では、最低でも義務教育という形で「勉強する」ことが求められています。選択肢を広げるために、今や「勉

「あけましておめでとうございます」あれは僕が大学生の頃のお正月のこと。家に大勢の親戚がやってきて、玄関前で新年の挨拶を交わしていた。すると、リビングから「なんだ、なんだ、騒がしいぞ」と言わんばかりに、

勉強犬のモデルとなったピースというラブラドールが居ます。「幸せ」の名を持つ彼女は、14歳まで生きて、沢山の幸せを僕たちにくれました。さて、そんな勉強犬のモデルのピースをモデルにした物語があります。今日

誰だって、「やれ」と言われてやるのはつまらないから、君がやる気をなくすのもよくわかる。腹を立てたり、「今やろうと思ってたのに」と拗ねたり、「うるさい！」と反抗したがるのも、ごもっともだ。でもね、僕ら大