ふふふ。あのね、いきなりですが、家族が増えました。
いやもう本当に可愛い。可愛すぎる。
彼女はチワワとプードルのミックスということで、どこまで大きくなるか計り知れませんが、自由奔放に走り回る姿に、大器の片鱗を感じています。
うん、もう大器すぎてトイレトレーニングが一向に進みません。
彼女にうるさく声を掛けている過程で、人と犬の違いはあれど、世の保護者様方もこんな風な(これ以上の)苦労を味わっているんだろうな〜と、しみじみ勝手に親近感を覚えた次第です。
というわけで本日のテーマは「声掛け」。
子どもに声を掛ける時には、よく「〜するな」ではなくて、「〜して」と声を掛けるほうが良いといわれますよね。
例えば「転ぶな」と言われると、子どもは無意識に転ぶ自分を想像してしまうので、逆に転ぶ確率が上がるのだとか。なので、そう声掛けたい時は「ちゃんと歩いて」と声を掛けるといいということです。ちなみに彼女は言っても言わなくてもよく転びます。
まぁ、そうは言っても僕も油断していると「◯◯しちゃ駄目!」と声を掛けちゃうことがあります。気を付けなくては。
このブログでも学んだ時に都度都度取り上げておりますが、他にも声掛け時に活かしたいポイントはいっぱいあります。全部完璧しなくちゃ!と意気込む必要はないと思いますが、僕の復習がてらいくつかピックアップしておきますね。
『beの理論』を学んでそもそも声掛けをする前の理想の心の状態について知ったり、『声掛け変換表』を見てなるべくネガティブな言葉を使わないようにしたり、『家庭学習の楽しませ方』で問題行動を直す声掛けのタイミングについて参考にしてみたり、『子どものフォースの高め方』で世界を救おうとしてみたり。
声掛け一つとっても、そこには深い学びの大海が広がっています。
ただ、そこに「こうじゃなきゃ駄目!」という正解不正解があるわけではないので、間違っても深みに入りすぎて自分が溺れちゃわないようにしたいですね。
その海を気持ちよく泳ぎながら、「いいな」と思った知識をいくつか自分の引き出しに入れておく、ぐらいの気楽な感じで泳ぎたいものです。
つい先日も教室で素晴らしい声掛けに出会いました。
寂しがり屋で教室に来ると誰彼かまわず話しかける落ち着きのない生徒に、ある講師が「そんなに焦ってお話しなくても、誰もいなくならないよ。あなたが静かにしてたって、みんなちゃんと近くにいるよ」と伝えたら、安心したのかいつにも増して落ち着いて授業を受けていた。すごい。
— 勉強犬 (@homekobetsu) August 31, 2018
たった声掛け一つで、生徒の行動が劇的に変わったんですよね。素晴らしい声掛けでした。
声を掛けるということは、贈り物を贈ること。誰かが紡いだプレゼントが、すっとまた誰かの心の中に入り込んで、すとんと落ちる。そしてそこで弾けたりモヤモヤしたり輝いたり。時には世界を変えたりする。
どうせなら、素敵な贈り物をしたいものです。
うん。しかし、目の前の彼女はいくらギフトを贈っても一向に僕の言うことを聞いてくれそうにありません。まだまだ精進が必要です。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
日々日々学び。日々日々勉強。日々日々、贈り物。
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